犬が全く警戒していない時にする仕草や行動
では、犬が全く警戒していない時にする仕草や行動には、どのようなものがあるのでしょうか。
1.仰向けになって寝る
犬が全く警戒していない時、仰向けになって寝ることがあります。
自宅ではよく見られる仕草や行動だと思うのですが、意外な場所でも見られることがあります。例えば、公園やドッグランです。
他の犬や飼い主に対しても全く警戒することなく、公園やドッグランで仰向けに寝転がり、くつろぎの時間を楽しんでいるのでしょう。
2.「お腹を撫でて♡」とおねだりする
犬が全く警戒していない時、「お腹を撫でて♡」とおねだりすることがあります。
飼い主や家族にとっては当たり前の仕草や行動かもしれませんが、実は意外な場所でも見られることがあります。
お散歩途中の犬と出会った時、他人の目の前で仰向けに寝転がり、「お腹を撫でて♡」とおねだりすることがあるのです。社交的で、人が大好きな犬なのだと思います。可愛がってもらえることを理解しているのです。
我が家の犬は、動物病院の診察台の上でも「お腹を撫でて♡」と獣医さんにおねだりします。いつもお世話になっている大好きな獣医さんの前では、全く警戒心のない犬になってしまうのです。
3.おしりを向けてくつろぐ
犬が全く警戒していない時、おしりを向けてくつろぐことがあります。
相手のことを信頼し、全く警戒する必要がないからこそ、おしりを向けることができます。そして、耳の動きにも注目してみてほしいです。
耳がこちらを向くようにグッと後ろに引かれている時は、こちらに興味を持っているというサインです。音を聞くことで様子をうかがっているのです。
「お散歩行く？」「おやつ食べる？」「抱っこする？」など、嬉しい言葉をかけてもらえるのを待っているのかもしれません。
4.飼い主の先を歩く
犬が全く警戒していない時、飼い主の先を歩くことがあります。
通い慣れたお散歩コースだからこそです。初めて訪れる場所や慣れない場所をお散歩する時は、飼い主の横にぴったりついて歩いたり、少し後ろを歩いたりすることがあります。
先を歩くのは、リードを引いて安全へと導いてくれる飼い主のことを信頼しているからこそできることです。周りを警戒することなく、ニオイを嗅ぐなどお散歩に集中することができます。
5.眠くなってしまう
犬が全く警戒していない時、眠くなってしまうことがあります。
例えば、トリミングの最中に眠くなってしまう犬がいます。警戒していないことはもちろんなのですが、気分がよくてウトウトしてしまうのだと思います。
友人の愛犬のトイプードルがよくトリミング中にウトウトしてしまうらしく、「トリマーさんからのメモに『今日も○○ちゃんは眠そうにしていました』って書かれてたよ！」と話してくれます。
ストレスになりやすいトリミングですが、全く警戒することがないほど丁寧に扱ってもらえると、飼い主も嬉しいですよね。
6.目の前に座って見上げる
犬が全く警戒していない時、他人の目の前に座って見上げることがあります。
しっぽをゆったりと大きく振りながら、相手の目をジッと見つめます。表情は笑っているように見えます。これは、「撫でてください♡」のサインです。
社交的で人が大好きな犬は、初対面の他人にも警戒することなく、撫でてもらいたくて目の前で座って待ちます。そうすることで、人が撫でて「可愛いね♡」と褒めてくれることを知っているのです。
まとめ
犬が「全く警戒していない」時にする仕草や行動を6つ解説しました。
- 仰向けになって寝る
- 「お腹を撫でて♡」とおねだりする
- おしりを向けてくつろぐ
- 飼い主の先を歩く
- 眠くなってしまう
- 目の前に座って見上げる
犬や人と接する機会の多い犬やお散歩やお出かけをする機会の多い犬は、犬にも人にも外の環境にも警戒することが少ないです。
「本当に犬なの？」「警戒心はどこにやったの？」と飼い主が驚愕してしまうほど、全く警戒してない犬もいます。育った環境や暮らす環境に要因があるのだと思います。
