犬は人間に感謝するの？
犬が人間に「ありがとう」という感謝の気持ちを抱くのかどうか、今のところ明確な答えはでていません。
ただ、「喜び」や「嬉しい」という気持ちを犬が持つことは行動学や生物学の研究によって証明されています。人間が感じる「感謝」とまったく同じではないかもしれませんが、犬も飼い主に対して「感謝」に似た感情を持っていても不思議ではないでしょう。
犬は言葉が話せないぶん、行動や仕草で飼い主に「ありがとう」と伝えているはずです。
愛犬が「ありがとう」と伝えている仕草や行動
犬があなたに感謝の気持ちを伝えている時に行う仕草や行動をご紹介します。
愛犬に当てはまるものがあるか、ぜひチェックしてみましょう。
1.体を摺り寄せてくる
愛犬がスリスリと体を摺り寄せてくる時は、あなたに「ありがとう」を伝えようとしています。
犬が体を飼い主に摺り寄せる行為にはさまざまな意味がありますが、そのひとつとして「好意や感謝を伝えようとしている」という意味があります。
犬は好きな人にしか体を摺り寄せません。愛犬が体を寄せてきたら撫でて応えてあげてくださいね。
2.笑顔で見つめてくる
愛犬があなたのことを笑顔で見つめている時は、「ありがとう」と伝えようとしている可能性が高いです。
犬は表情豊かな動物なので、嬉しい時は口角をあげ、目を細めながら笑顔を見せてくれます。大好きな飼い主を笑顔で見つめている時は、喜びや感謝の気持ちを伝えようとしてくれているのです。
愛犬が笑顔で見つめてきたら、あなたも笑顔を返してあげましょう。
3.尻尾を振る
犬が「嬉しい時に尻尾を振る」ということは、犬を飼っていない人にも知られていますよね。
おやつをあげた時や一緒に遊んであげた時など、犬が「嬉しい！」「ありがとう！」と表現しているのはとても分かりやすいです。
犬の尻尾は喜びが大きければ大きいほど高く、そして素早くフリフリされます。愛犬があなたを見ながら尻尾を振っていたら感謝をしているのでしょう。撫でて声をかけてあげれば愛犬はさらに喜んでくれるはずですよ。
4.飼い主の顔や口元を舐める
犬は感謝の気持ちを伝える時、飼い主の顔や口元を舐めることがあります。
野生時代の犬は子犬の頃に母犬の口元を舐めてエサをねだる習性があり、現代の犬にもこの習性は残っているのです。
愛犬があなたの顔や口元をペロペロと舐めるのは、親愛の気持ちや感謝を伝えるための行動なのでしょう。言葉は離せなくても「ありがとう！」「大好きだよ♡」と伝えてくれていると思うと、愛犬がよりいっそう愛おしくなりますね。
まとめ
愛犬があなたに「ありがとう」と感謝を伝えている時の仕草や行動を4つご紹介しました。
- 体を摺り寄せてくる
- 笑顔で見つめてくる
- 尻尾を振る
- 顔や口元を舐めてくる
このような仕草や行動を愛犬が見せた時は、あなたに感謝を伝えようとしているでしょう。あなたの愛犬に、当てはまる仕草はあったでしょうか？
もし愛犬が「ありがとう」と伝えてきたら、あなたも全力で愛犬に感謝と愛情を伝えてあげてくださいね。そうすれば愛犬とあなたの絆はより深まるはずですよ。
