犬が悲しい気持ちになる飼い主の行動4つ
犬が悲しい気持ちになってしまう「飼い主の行動」を4つご紹介します。
知らず知らずのうちに、あなたも愛犬を悲しませているかもしれません。改善するためにもぜひチェックしてみてください。
1.かまわない、無視をする
犬は飼い主のことが大好きです。野生時代から群れで暮らしていた犬達にとって家族とのコミュニケーションはとても大切なものですし、飼い主にかまってもらうことで犬は喜びや安心感を得ることができます。
飼い主が「忙しいから」とかまわなくなったり無視をしたりすると、犬は大きなストレスを感じて悲しい気持ちになるでしょう。愛犬には愛情を持ってコミュニケーションを取ってください。
2.からかったり騙したりする
犬は飼い主から、からかわれたり騙されたりすると悲しい気持ちを抱きます。
コミュニケーション能力が高い犬は自分がからかわれ笑われていることを理解しますし、信頼している飼い主に騙されるとショックを受けてしまいます。
犬は飼い主が自分に向ける感情にとても敏感ですので、からかったり騙したりするのはやめてあげましょう。
3.家族同士で喧嘩をする
前述したとおり、犬は家族とのコミュニケーションを大切にしていて人間の感情にとても敏感です。そのため、飼い主である家族同士、例えばお父さんとお母さんが喧嘩をしていると犬は悲しい気持ちになってしまいます。
中には喧嘩の仲裁をする犬がいるほど、犬は家族間の争いごとを好みません。「子は鎹(かすがい)」という言葉がありますが、「犬は鎹」だと思って、愛犬の前では喧嘩はできるだけしないようにしましょう。
4.気分で犬への接し方を変える
飼い主がその時の気分で接し方を変えるのは、犬を悲しい気持ちにさせてしまいます。
普段はニコニコと優しく接してくる飼い主さんが、いきなりイライラと怒鳴ったり冷たく接してきたら犬はとても戸惑ってしまうでしょう。
人間であれば急に態度を悪くされても「機嫌が悪かったのかな」と割り切れるかもしれませんが、犬にはそんなことは理解できません。飼い主に八つ当たりをされた犬は、ただただ戸惑い、悲しい気持ちになってしまうはずです。
しつけをする時は別ですが、愛犬には穏やかに接してあげてください。
犬を悲しい気持ちにさせないための改善方法
愛犬を悲しい気持ちにさせないためには次のことを心がけてみましょう。
- 犬のことを理解すること
- 犬の気持ちを考えること
- 飼い主が精神的に落ち着くこと
まずは犬にはどんな習性があり、どんなことに喜ぶのか、悲しいと思うのかを知ってください。もちろん個体差はありますが、犬の基本的な習性を学ぶことはとても大切です。
そして、愛犬が今どんな気持ちになっているかを常に考えましょう。犬は話すことができないので表情や仕草から読み取ったり、もし自分が愛犬の立場だったらどう思うか想像してみてください。
愛犬から信頼されるためには、飼い主自身が精神的に落ち着いていることも重要です。怒りっぽい人や常に暗い顔をしている人は犬が不安になってしまいます。悲しいことがあった時に無理をして笑う必要はありませんが、できるだけ犬には穏やかに接するように心がけましょう。
まとめ
犬が悲しい気持ちになっている「飼い主の行動」4つをご紹介しました。
愛犬にはできるだけ悲しい思いはさせず、喜んだり楽しんだりして幸せでいて欲しいですよね。
愛犬を幸せにするためには、犬のことを理解してたくさんコミュニケーションを取ることが大切です。また、飼い主が楽しそうにしていれば愛犬も嬉しく思ってくれるでしょう。
飼い主さんも愛犬も楽しく過ごせるように、この記事を参考にしていただけたら幸いです。