飼い主の目が届かない場所は危険！
みなさんは愛犬とお散歩中、コンビニに寄りたくなったらどうしていますか。愛犬をお店の前にリードで繋いで置いていったりしていないでしょうか。
このような「犬を目が届かない場所に置いて行く行為」は、たとえ一瞬であっても大変危険なので絶対にやめましょう！
犬から目を離すと、何者かに誘拐やイタズラ、虐待をされる可能性があります。実際に、お店の前に繋いでいた愛犬が連れ去られ行方不明になっている事件は少なくありません。
犬が被害に遭うだけでなく犬が人を噛む、吠えてしまうなど加害者側になることもあります。
目が届かない場所に愛犬を置いて行くのは絶対にやめてください。
犬が誘拐されてしまう「危険な場所」
ここからは『犬が誘拐されてしまう危険な場所』を4つご紹介します。
愛犬を守れるのは飼い主さんだけです。愛犬を守るために、どんな場所に危険が潜んでいるのかチェックしてくださいね。
1.お店の前
コンビニやスーパー、銀行など、犬が入れない店舗の前に犬を繋いで待たせるのは大変危険な行為です。
犬が欲しい人に誘拐されたり、虐待目的で連れ去られる可能性があります。なかには、繋がれているのを「捨てられている」と勘違いして善意から連れていってしまう人もいるのです。
「すぐ戻るから」「お店の中から見えるから」という理由だけで、犬をお店の前へ置いていくのは絶対にやめましょう。
2.ドッグラン
犬が誘拐される意外な場所にドッグランがあります。
ドッグランは不特定多数の人が出入りし、飼い主の警戒心もゆるくなっています。「愛犬も楽しそうに遊んでいるし…」と、犬友達とのお喋りに夢中になっている間に犬が誘拐されてしまったケースもあるそうです。
ドッグランは安全そうに感じますが、愛犬からは目を離さないようにしましょう。不審な人がいたら管理者や警察に連絡してください。
3.自宅
犬は外出先だけでなく自宅から誘拐されることもあります。特に、庭や玄関で飼われている犬が誘拐されるケースが多いようです。
海外では、飼われている犬を誘拐して食肉施設へ売ったり、自分で食べてしまうような事件も多数起きています。安全のため犬は室内で飼うようにしましょう。
また、売買目的で人気がある犬種を狙い空き巣に入るという事件も起きているので、自宅の防犯対策はしっかりして愛犬を守るようにしてください。
4.車
犬は車の中から誘拐されることもあります。
車上荒らしの狙いは貴金属だけではありません。人気のある犬種は高値で売れるため、誘拐されてしまうことがあるのです。
鍵をかけていても誘拐犯は窓を割ったり鍵を壊したりして犬を誘拐しますし、時には犬を車ごと盗むこともあります。
熱中症の危険性もあるため、犬は車に置いていかないようにしましょう。
まとめ
今回は、犬が誘拐されてしまう「危険な場所」をご紹介しました。
犬は日本の法律上、誘拐されても警察では窃盗として扱われ、捜査されます。残念ながら、連れ去られてしまうと安否不明のまま…というケースがほとんどです。たとえ犯人が捕まっても、愛犬は戻ってこないかもしれません。
愛犬を誘拐から守るためには、とにかく「目を離さないこと」が大切です。ドッグランなど安全そうな場所でも油断してはいけません。
自宅でのお留守番では犬から目を離さざるを得ませんが、戸締りをする、SNSなどで個人情報を出しすぎない、監視カメラをつけるなど、きっちり対策することをおすすめします。
大切な愛犬を守るために、日頃から防犯意識を高めていきましょう！
