あなたの愛犬は見せてくれてる?飼い主さんへの信頼サイン♡
1.呼び戻しができる
遠くにいたり何かに夢中になっていたりしても、飼い主さんが名前を呼ぶと駆け寄ってくる!そんな「呼び戻し」はわんこのしつけの基本ではありますが、実際にはとても難しいこと。
呼び戻しができるということは、飼い主さんが絶対的な存在であることを意味しています。飼い主さんを信頼しているからこそできる行為なのです。
2.お腹を見せる
地面に寝転がってお腹を見せる行為は、かつては服従のサインや降参の意思表示だと考えられていました。それらが否定されたわけではありませんが、今では更に「信頼」のサインでもあると考えられるようになっています。
お腹は内臓が詰まっている部位ですから、襲われたら一発で命に関わる急所です。その急所をさらけ出せるということは、相手が何もしてこないということを確信しているから。信頼がなければできることではありません。
3.お尻をくっつけてくる
ソファに座ってくつろいでいるとき、不意に愛犬がお尻をくっつけてきたことはありませんか?お腹が急所であるのと同様に、自分にとって死角に当たるお尻や背中といった部位は外敵には決して見せることのできない場所です。
そのお尻を相手にくっつけるという行為は、一見失礼なことのようにも思えますが、信頼のサインに他なりません。すなわち「自分の背中はあなたに預けます」「あなたは背中を任せるに値する人です」という意思が隠れているのです。
もっと信頼されたい!わんこからの信頼を得るためのポイント
1.スキンシップで絆を深める
愛犬と信頼関係を築くために大切なのが毎日のスキンシップです。
お散歩や遊びの中でのスキンシップや、お手入れと健康チェックを兼ねたグルーミング、マッサージなど、日常生活の中でとにかく愛犬と触れ合うことが大切。絆がなければ、いくらしつけやトレーニングをしても効果は上がりません。
2.ごほうびを上手に使う
わんこと信頼を築くためにはごほうびを上手に使うことも大切です。わんこにとってのごほうびといえば「おやつ」。
おやつで信頼を買うなんて何だか現金な感じがするかもしれませんが、トレーニング業界では「モチベーター」と呼ばれ、その名の通り、わんこのモチベーションを上げる、あるいは維持するための重要なアイテム。
わんこの中では「おやつをくれる人=信頼できる良い人」という図式は成立しやすく、記憶にも残りやすいのです。最初はおやつありきだったとしても、絆が深まるにつれておやつなしでも揺るがない関係に変わっていきますよ。
3.毅然とした対応をとる
愛犬とスキンシップを深めて密接に関わることは大切ですが、それはただ甘やかすというわけではありません。
指示に従えたときや良い子にできたときには誉め、イタズラをしたときや指示に従えなかったときにはしっかり叱る、メリハリのある毅然とした対応をとることが愛犬から本当の信頼を得るためのポイントです。
時と場合によって態度を変えたり、曖昧な指示をしていたりすると、愛犬は飼い主さんを信頼していいのかわからなくなってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこから「ただ好かれている」のと「信頼されている」のは似て非なるものです。愛犬に嫌われてはいない自信はあっても、信頼サインを見せてくれる様子がない場合には愛犬への接し方を見直してみてもいいかもしれません。