犬にとっての「良い飼い主」の条件
犬を飼っていると（自分は愛犬にとって良い飼い主なのかな？）と考えてしまうことはありませんか。犬にとっての良い飼い主とはどんな飼い主なのでしょうか。
今回は、犬にとっての良い飼い主の条件をご紹介しますので、ご自身に当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.たくさんコミュニケーションを取ってくれる
犬は飼い主とコミュニケーションを取るのが大好きな動物です。愛犬と向き合う時間を作り、たくさんコミュニケーションを取ってくれる飼い主は犬にとって「良い飼い主」だといえるでしょう。
声をかけてスキンシップを取り、オモチャで遊んだりおやつを与えたり、たくさん触れ合ってあげることで犬は幸せを感じてくれますよ。
2.気持ちを理解してくれる
犬にとって、自分の気持ちを理解してくれる飼い主は「良い飼い主」の条件にあてはまっているでしょう。
犬の気持ちを理解するためには、犬がどういう習性を持っているのかを知っておく必要があります。仕草や表情、鳴き声から心理状態を察知し愛犬に寄り添える飼い主は、言葉が話せない犬にとって信頼できる存在です。
3.犬の幸せを考えて行動してくれる
愛犬の幸せを常に考え、行動してくれる人は犬にとっての「良い飼い主」だといえます。
「愛犬のためにクーラーはつけておこう」「最近食が細いからフードにトッピングを乗せてあげよう」など、犬が快適に過ごせるように行動できるのは愛犬を心から愛している証拠です。
そんな飼い主さんは間違いなく犬にとっての「良い飼い主」の条件に当てはまるでしょう。
4.最期まで一緒にいてくれる
愛犬とはいつまでも一緒に暮らしていたいですが、いつか別れの時はやってきます。
老いて弱ったり、病気で苦しむ愛犬を見るのは辛いですが、飼い主は責任を持って愛犬の死を見届けなくてはいけません。
犬は最期まで大好きな飼い主と一緒に過ごしたいと思っているでしょうから、寄り添い見届けてくれる家族のことを「良い飼い主」だと思ってくれているはずですよ。
犬にとって「ダメな飼い主」とは？
犬にとっての「良い飼い主」の条件をご紹介しましたが、逆に犬にとって「ダメな飼い主」とはどんな特徴があるのでしょうか。
コミュニケーションを取ってくれない
犬は大昔から群れで暮らしてきたので、仲間とのコミュニケーションを大切にします。
そんな犬にとって、飼い主が自分に無関心でまったく構ってくれない状況はとても寂しくてストレスに感じてしまうでしょう。愛情を注いでくれない人は犬にとって「ダメな飼い主」だといえます。
怒鳴る、暴力をふるう
犬に対して怒鳴ったり暴力をふるったりする飼い主は「ダメな飼い主」です。昔は叩く、大きな声で威圧するといったしつけを推奨するトレーナーもいましたが、現在は犬に対する暴力は不適切だとされています。
犬とは信頼関係を築くことが大切なので、怖がらせたり脅すような行動は絶対にやめましょう。
落ち着きがなく頼りない
犬はいつも落ち着きがなく、少しのことで大騒ぎするような人を（頼りないなぁ）と感じ、「ダメな飼い主」と認識するようです。
犬は飼い主に頼りなさを感じていると、指示を無視したり、自分本位に行動するようになってしまいます。
犬の問題行動を防ぐためにも、飼い主は愛犬から（ご主人は頼りになるし、信頼もできる♪）と思ってもらえるように振る舞いましょう。
まとめ
犬にとっての「良い飼い主」の条件について解説しました。
犬にとって「良い飼い主」と「ダメな飼い主」の違いはたくさんありますが、「犬を理解しようとしているか、幸せにしようと考えているか」が根本的な差だといえそうです。
この記事を読んでいる飼い主さんは「良い飼い主」さんばかりだと思いますが、今いちど愛犬にとって自分がどんな飼い主なのか、考えてみても良いかもしれませんね。
