人間の感覚では犬に愛情が伝わっていないかも！？
私たち人間の愛情表現方法はさまざまですが、これらの方法は犬の世界では愛情表現を伝えるための手段として認識されていないため、飼い主から愛情を注がれていると気付いていないことが多いです。
犬は人間の感覚とは違うため、本当の気持ちを伝えきれていないことも多いので、犬に寄り添った方法で愛情を伝えてあげる必要があります。
日々のお世話はもちろん、スキンシップやボディランゲージなどを活用して、きちんと愛犬に伝わるように愛情を注いであげましょう。
愛犬に「I LOVE YOU♡」を正しく伝える方法5つ
では、愛犬に愛情を伝えるためにはどのような方法が伝わりやすいのでしょうか。ここでは愛犬に「I LOVE YOU♡」と愛情を正しく伝える方法をいくつか紹介するので、ぜひ日常的に取り入れてみてください。
1.アイコンタクトを取り笑顔を見せる
犬にとって信頼している相手とのアイコンタクトには「愛情」という意味が含まれています。また犬は、人の感情を読み取る手段として表情をみているといわれています。
したがって、愛犬とアイコンタクトを取りながら笑顔を見せることで、「あなたのことをちゃんと見ているよ」「大好きだよ」と愛犬へのポジティブな感情を伝えることができるでしょう。
2.ポジティブな言葉をかける
犬は人のように言葉を正確に理解することは難しいといわれています。しかし同じ言葉を繰り返すことで、その前後の動作から意味を理解し学習したり、表情や声のトーンからどのような感情が含まれているのか察する能力に長けています。
そのため、笑顔や高い声のトーンなどで「いい子だね」「大好きだよ」「よくできたね！」とポジティブな言葉をかけることで、「愛されている」と実感してもらいやすくなるでしょう。
3.体を撫でながらマッサージしてあげる
愛犬と時間を過ごす際にスキンシップを取る人は多いですよね。頭や背中、時にはお腹などを撫でてあげると、嬉しそうにリラックスした様子を見せてくれる愛犬の姿は、とても可愛らしいです。
体を撫でている時、時折円を描くようにマッサージをしてあげると、より愛情が伝わりやすくなります。お腹を円を描くように撫でてみたり、背中を気の流れに沿って撫でてあげたり、耳や足の付け根を軽く揉み込むように触ってあげましょう。
4.愛犬の好きな遊びでたくさん褒めてあげる
犬によって好きな遊びはさまざまです。レトリーブ遊びを好む犬もいれば、おやつ探しを好む犬もいるでしょう。愛犬の好きな遊びを積極的に取り入れるだけでも、楽しい時間を共有するという意味で愛情は伝わっています。
しかし、より愛情を伝えるためには好きな遊びで愛犬が何かを成し遂げた時、「すごいね！」「いい子だね！」とたくさん褒めてあげてください。褒められることで、犬は幸せや達成感を感じ、愛情を注がれていると感じやすくなるのです。
5.時々手から食べ物（ご飯やおやつ）を与える
毎回手から食べ物を与えているとその行為が当たり前になってしまい、いざという時に自分で食べなくなってしまう恐れがあります。
しかし、時々であれば習慣化しにくいため、愛情を伝える方法として手からおやつや食べ物を与えるという行為も1つの方法です。
犬は直接食べ物を与えてもらうことによって「この人は仲間」「安全な人」という認識を持ちます。飼い主などすでに信頼している相手であれば、愛情表現の1つとして受け入れられるのです。
まとめ
いかがでしたか。愛犬に愛情を正しく伝えるためには、犬同士が行っている愛情表現を真似して取り入れてみたり、愛犬が喜ぶようなことを積極的に行うことが効果的です。ぜひ今回紹介した方法を意識的に取り入れてみてください。
