愛犬が勝手に「オテ」をするカワイイ理由
1.もっと自分を見てほしいから
愛犬が勝手に「オテ」をするのは、もっと自分を見てほしいからです。
飼い主が自分以外の何かに夢中になっている時間が長い時、放っておかれたような気持ちになってしまうことが犬にもあるようなのです。
勝手に「オテ」をすることで、飼い主が自分のことを見てくれる、ということを分かって行動しているのでしょう。
2.褒められたいから
愛犬が勝手に「オテ」をするのは、褒められたいからです。
犬は人から褒められることが大好きですし、相手が飼い主ならもっと嬉しくなるものです。成犬になると、愛犬を褒めることって少なくなりますよね。
しかし、愛犬が子犬の頃はほんの些細なことでも褒めていたと思います。
- トイレが上手にできたと褒める
- ごはんを完食したと褒める
- 上手にお散歩できたと褒める
犬はそのことを忘れていませんし、成犬になっても老犬になっても、「上手に～できたね！」と褒めてもらいたいのです。
合図は出されていなくても、オテをすると飼い主に喜んで褒めてくれることを学習しているのでしょう。
3.おやつがほしいから
愛犬が勝手に「オテ」をするのは、おやつが欲しいからですこれは「あるある」ですよね。
犬はおやつがほしい時、自分から勝手に「オテ」をしにやってきます。おやつの時間ではないからと、おやつをあげないでいると、何度も何度もしつこく「オテ」をしてくることがあります。
「お利口さんに『オテ』ができたからおやつちょうだい？」と甘え上手の犬もいれば、「何で『オテ』してるのにおやつくれないの？」と強引な犬もいますよね。ご自宅の愛犬はどちらのタイプでしょうか。
4.スキンシップがしたいから
愛犬が勝手に「オテ」をするのは、スキンシップがしたいからです。
人に対して手を差し出すという仕草は、「オテ」を教えられていない犬も自然と行う仕草です。その仕草を利用したのが「オテ」です。犬が自然と行う仕草に「オテ」というコマンドを結び付けたのです。
犬が手を差し出すのはスキンシップやコミュニケーションをしたい時に見られる仕草でもあり、人に対してだけではなく、犬や猫や他の動物に対しても手を差し出すことがあります。
5.遊びやお散歩に誘いたいから
愛犬が勝手に「オテ」をするのは、遊びやお散歩に誘いたいからです。
「ねぇねぇ」と呼び掛ける代わりに「オテ」をするのです。遊びに誘いたい時は、おもちゃやボールを口にくわえて「オテ」をすることがあります。お散歩に誘いたい時は、「オテ」をした後に玄関に向かうことがあります。
いつものお散歩の時間を過ぎてしまった時、「まだ行かないの？」と、時間が過ぎていることを知らせるためにオテをする犬もいます。そのことで気づき、ハッとさせられることがあるのではないでしょうか。
6.何をしているのか気になるから
愛犬が勝手に「オテ」をするのは、何をしているのか気になるからです。
飼い主が手作業をしている時、愛犬が勝手に「オテ」をし、手元を覗き込むことがあります。何をしているのか気になり、確かめるためにやってきたのです。
危ないものでなければ、私は愛犬にも見せながら「これは～だよ」と、言葉にして教えています。ほとんどのものはニオイを嗅いで確かめるだけで、あまり興味は持たないものです。
まとめ
愛犬が勝手に「オテ」をするカワイイ理由を6つ解説しました。
- もっと自分を見てほしいから
- 褒められたいから
- おやつがほしいから
- スキンシップがしたいから
- 遊びやお散歩に誘いたいから
- 何をしているのか気になるから
我が家の愛犬も勝手に「オテ」をすることがありますが、他にもくるんっと回る芸を教えたところ、おやつやごはんの時間になると、もらえるまでクルクル回り続けるようになってしまいました。
みなさんの愛犬も、「オテ」以外にも勝手にしてしまう芸があるのではないでしょうか。
