寒さに弱い犬は多い…犬にとっての最適室温は?
犬は温かそうな被毛を全身にまとっていますが、実は寒さに弱い犬は多くいます。シングルコート犬種と呼ばれる犬たちはその代表的な存在です。
被毛が1種類しかないため、寒さを凌げず体温調節もしにくいため、寒さを感じやすく体調不良を引き起こしやすい傾向にあります。
犬にとって冬の最適な室温は20℃前後といわれています。また湿度は40〜60%程度が理想とされているため、なるべくこの室温と湿度を保ってあげることで健康的で快適な生活を維持してあげられるでしょう。
愛犬のためにエアコンをつけっぱなしにすると電気代はいくら?
愛犬が快適にそして体調を崩さずに冬を乗り越えるために、エアコンの暖房機能をつけっぱなしにしているご家庭は少なくありません。しかし電気代が高騰している中、どうしても1ヶ月にかかる電気代が気になってしまいますよね。
そこで愛犬のためにエアコンをつけっぱなしにした場合、電気代がどのくらいかかるのか調べてみました!ぜひ参考にしてみてください。
1.エアコンの暖房にかかる電気代は1時間平均13円
一般的にエアコンの暖房にかかる電気代は、1時間13円といわれているので、もしも24時間つけっぱなしにしていた場合、1日にエアコンだけにかかる電気代は約312円となります。
ただし、電気代は消費電力と使用時間などによって変動します。エアコンの製品によって消費電力は多少異なりますし、対応している部屋の広さによっても大きく変動します。
愛犬がリビングなどの広い部屋にいる場合は、それだけ多くの消費電力が必要となるため、電気代がより高くなる傾向にあります。
2.寒い地域は設定温度との差が大きいためより高額に
寒い地域は気温と設定温度に大きな差ができてしまいます。本州の気温が10℃であっても、寒い地域は0℃や氷点下を記録することも珍しくないため、その分だけ必要となる電力量が多く、暖房にかかる電気代も高くなる傾向にあります。
基本的にエアコンの暖房機能や冷房機能は、気温と設定温度の差が大きければ大きいほど、設定温度まで室温を持って行くまでに時間がかかるため、電気代が高くなりやすいです。
冬であれば室内から熱を逃さないよう工夫したり、エアコンから流れ出る温風を効率よく部屋全体に行き渡らせるなどの対策をとることで、設定温度に到達するまでの時間を短縮できるでしょう。
3.エアコンは「自動運転」モードに設定がおすすめ!
エアコンを使う際は、「自動運転」モードに設定することをおすすめします。多くの製品に搭載されている自動運転モードは、室温が設定温度に到達すると自動的に運転を一時停止してくれます。
不要な時は一時停止してくれることで常に稼働し続ける必要がないため、余計に電力消費する必要がなく電気代節約につなげてくれるのです。
もちろん、室温が下がった時には再び自動で運転を再開してくれるため、愛犬の留守番中に室温が下がり寒くなってしまう…ということもありません。
少しでも電気代を抑えたい…節約する方法は?
愛犬のためにエアコンの暖房機能をつけっぱなしにしておきたいけれど、どうしても電気代が気になってしまう…という方は、エアコンをより効率的に活用するために工夫してみてはいかがでしょう。
- 自動運転モードに設定する
- 設定温度は20〜21℃に設定
- エアコンの風向きを下向きに設定する
- 加湿器と併用する
- 厚手のカーテンで熱を逃さないようにする
- ブランケットなどを寒さ対策として置いておく
以上のポイントを押さえて活用することで効率的に室内を暖めることができ、電気代がかかりにくくなります。
特に加湿器との併用や風向き設定を下にする方法は、体感温度をあげてくれます。必要以上に設定温度を上げなくても暖かく感じやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
いかがでしたか。冬はエアコンの暖房機能を活用しなければ、愛犬が寒さで体調を崩してしまうかもしれません。なるべく愛犬に快適な暮らしを送らせてあげながら、少しでも電気代を節約できるよう節約の工夫を取り入れましょう。