犬のしつけ教室を選ぶ際に確認しておくべき項目とは
では、犬のしつけ教室を選ぶ際には、どのようなことを確認しておくべきなのでしょうか。悩んでおられる方は、ぜひ参考になさってみてくださいね。
1.しつけ教室の場所
指導内容も大事ですが、家から犬と一緒に通える距離かどうかはとても大事です。教室が遠くて通うのが大変では、犬がしつけ教室を嫌いになってしまいます。
しつけ教室に行くきっかけは、犬の噛み癖や引っ張り癖などの問題行動を直すためがほとんどと思われます。これらの癖は1回の指導を受けただけで直ることはありません。
犬は訓練士の指導を受け、飼い主は直し方を教わって長期的に続けて効果が表れます。数ヶ月から半年かかると思った方が良いです。
筆者の犬は車酔いしやすかったため、家まで出張してくれる訓練士を選びました。訓練士の家から比較的近かったため、互いに負担なく続けられています。
2.指導内容が愛犬に合っているか
しつけ教室の内容は問題行動を直す、他の犬や人と仲良くする社会性を育てる、競技ができるようにするなど様々です。
教室に参加する前に飼い主は愛犬にどうなってほしいのか目的を決めていくと良いでしょう。成犬になっているか、子犬なのかでも向いている指導は変わってきます。
3.個別指導なのか、集団指導なのか
しつけ教室には犬1頭に指導する形も複数の犬が集まって指導する形もあります。問題行動を直すのが目的なのか、社会性を身につけるのが目的なのかで指導の形は変わってきます。
集団指導には子犬や若い犬が集まるクラスが多いです。子犬が集まるパピークラスではオテやオスワリなどの基本的なコマンド、車や工事の音に慣れさせるなど社会性を育てるのが目的です。
成犬が集まるクラスでも基本的なしつけや他の犬とのふれあいが多くなります。他の犬に吠える噛むといった犬には個別指導が向いているでしょう。
4.見学やカウンセリングをさせてもらえるか
しつけ教室に入る前に指導の様子を見学させてもらえるか、犬はどんな生活をしてどのような問題点があるのかカウンセリングしてもらいましょう。
筆者の知人は警察犬訓練所の教室に通っていましたが、犬同士の友達はつくらなくて良いと言われたそうです。賢い犬を育てることに力を入れる教室では社会性は重視していないようです。
良い教室なら事前に様子を見せてもらえます。見学に行く、ホームページやSNSを見るなどして、実際に申し込む前の下調べは必ずしてください。
避けるべきしつけ教室を見つけるポイントとは
では、避けておいた方が良いしつけ教室には、どのような特徴があるのでしょうか。
訓練士の経歴に関する記載がはっきりしていない
犬の訓練士が持つ資格にはジャパンケネルクラブ(JKC)や日本警察犬協会が発行するものや、団体が発行するものがあります。
犬に関する国家資格は獣医師くらいです。訓練士になるには必ず必要な資格はなく、専門学校や警察犬訓練所で経験を積んだ人をイメージしますがそうでなくてもなれてしまいます。
通信教育で資格を取っただけで、実はあまり犬を飼った経験がない人が訓練士を名乗っている可能性もあります。
良い訓練士なら自分の経歴や愛犬などを公開しています。SNSをやっている人もいるので、申し込む前に調べられることは調べておきましょう。
料金設定がはっきりしていない
1回のレッスンの相場は3000~5000円で、これが最低でも10回は続くと予想しておいてください。
通学なのか出張なのか、犬を預けるコースになるのかで料金は加算されます。預かりになれば当然食事代などもかかるので、一律ということはありません。
具体的な料金については、申し込む前に訓練士に直接確認しておきましょう。仮に途中でキャンセルが発生したら返金してもらえるのか等、万が一の事態の対応についても確認しておくと安心です。
まとめ
しつけ教室は、問題がある犬が行く場所というイメージがあります。しかし欧米では、「犬を迎えたらとりあえず行く場所」というイメージのようです。
訓練士の中には「教習所のような場所」という人もいます。車を運転する前にひと通り使い方を教わるように、犬もひと通り扱い方を教わるべきだということです。
また、「事前に見学させてもらって、申し込まなかったら悪い」という人もいると思います。ですが敷居が高い場所と考えずに、困り事があれば近くの教室に気軽に相談してみてください。