日本国内では珍しい激レアな犬種
今回は、日本国内でかなり珍しい犬種をご紹介します。どこかで遭遇できたらかなりラッキーかもしれませんね♪
1.ピレニアン・マスティフ
スペイン原産のピレニアン・マスティフは、クマやオオカミなどの害獣からの防衛を目的とした、防衛犬として活躍していた犬です。
優しく従順な性格からしつけやすく、自分の方が力が強い!という自信を持っているため、何百年にも渡ってクマやオオカミと闘ってきました。どんなに体の大きな相手を目の前にしても決して逃げ出すことはないそうです。
日本国内では珍しい激レアな犬種である理由は、そもそも世界的に稀少な犬種であるからです。絶滅の危機を迎えたこともあります。
現在では絶滅の危機を乗り越え、稀少価値の高い犬として再注目されていますが、まだまだ稀少であることに変わりはないようです。
2.チベタン・テリア
チベット原産のチベタン・テリアは、長毛の中型犬で、名前には「テリア」と付いていますが、現在はテリア種として扱われていないそうです。
チベットの寺院では幸福を招く守護犬として保持されてきました。現地では『チベタン・テリアを手放してしまった人からは幸運も逃げる』という言い伝えもあるようです。
日本国内では珍しい激レアな犬種である理由は、守護犬として門外不出になったことにより、世界的にも飼育されている頭数が少ないためです。絶滅の危機…というところまではありませんが、現在、世界的にも大変稀少な犬種であるようです。
3.アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
アメリカ原産のアメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、アメリカン・ピット・ブル・テリアの兄弟犬種であるとされています。
日本で暮らす私にも、どちらもよく耳にする犬種名なので、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアが日本で珍しい犬種だとは思いもしませんでした。
闘犬として生み出された犬種であり、破壊力や噛む力に優れた犬種です。
日本国内では珍しい激レアな犬種である理由は、闘犬であるがゆえにしつけが難しいこと、一般人では適切な十分なしつけができないこと、トラブルや事故を恐れて飼いたいと考える人が少ないこと、などが主にあるのではないでしょうか。
アメリカでは、現在は改良がなされたことにより、飼い主に従順な犬、他の犬と仲良くなれる犬、闘犬としての気質を持たない犬もいるとされています。
ただ、やはり力がかなり強く、飼い主によるコントロールを失ったアメリカン・スタッフォードシャー・テリアは手に負えない、と言っても過言ではなさそうです。
4.コモンドール
(あれ?なんか聞いたことがある…)と思わせるコモンドールは、モップ犬の相性で知られる犬種です。
ハンガリー原産の古い歴史を持つ犬種で、2004年には国宝に指定されています。起源はよく分かっておらず、遊牧民と暮らしていた犬を祖先とするのでは…とされていますが定かではありません。
特徴的な被毛は「ブラッシングの必要が一切ない!」というので驚きです。何と言ってもブラシが通らないのですから、ブラッシングのしようがないのです。
しかし、抜け毛が全くないわけではなく、毛束になって絡みついてしまうのだそうです。1本1本、手櫛で解く、というお手入れが欠かせないようです。
日本国内では珍しい激レアな犬種である理由は、独立心が強く初心者がしつけることは困難である、とされているからなのではないかと思います。
まとめ
日本国内では珍しい激レアな犬種を4つ解説しました。
- ピレニアンマスティフ
- チベタンテリア
- アメリカンスタッフォードシャーテリア
- コモンドール
どの犬種も日本で登録されている頭数はわずか「1」とされています。SNSでよく見かけることから身近に感じられることもありますが、実際に会うのは難しそうですよね。