メンタルが弱い犬にしてはいけない行為4選
元気で明るいイメージがある犬。しかし、なかにはメンタルが弱く繊細な犬も存在します。
メンタルが弱い犬にしてはいけない間違い行為をご紹介するので、犬と接する時は気を付けるようにしましょう。
1.驚かせる
メンタルが弱い犬をわざと驚かせたり、犬の近くで大きな音を立てるのはやめましょう。
飼い主は軽いイタズラのつもりでも、メンタルが弱い犬は強い恐怖を感じトラウマになってしまうこともあります。
もし誤って大きな音を立ててしまい犬が怖がっている場合は、優しく声をかけ落ち着かせてあげてください。
2.突然体に触る
メンタルが弱い犬の体に突然触るのはやめましょう。
のんびりした性格の犬であれば気にしないかもしれませんが、メンタルが弱い犬にとってはストレスになります。突然触られることが多いと、メンタルが弱い犬は常に警戒してしまいリラックスすることができません。
体を触る時には声をかけてから触るように心がけてください。
3.生活環境を頻繁に変える
愛犬がメンタルが弱く繊細な犬の場合は、生活環境を頻繁に変えるのはできるだけやめてください。
犬はもともと環境の変化に弱い動物です。その中でもメンタルが弱い犬は引っ越しや模様替え、飼い主の生活習慣の変化に敏感に反応します。ストレスが強い場合は体調不良に繋がることもあるでしょう。
環境を頻繁に変えるようなことは極力控え、犬が落ち着く環境を整えることが大切です。
4.犬の失敗を笑う
愛犬がジャンプに失敗した時など、なにかに失敗した時に馬鹿にして笑うのはやめましょう。
犬は人間と長く一緒に暮らしている動物であり、人間の感情をよく理解しています。飼い主が自分の失敗を馬鹿にして笑っていることを犬は理解しますし、傷つくこともあります。特に、メンタルが弱い犬であれば落ち込んで自信を失うこともあるでしょう。
愛犬がなにかに失敗していたら馬鹿にするのではなく、心配したり励ましたりしてあげてください。
メンタルが弱い犬に対する正しい接し方
ここからはメンタルが弱い犬に対する正しい接し方をご紹介します。
「メンタルが弱い犬は繊細で接し方に悩んでしまう」という飼い主さんは参考にしてくださいね。
犬がリラックスできる環境を作る
愛犬のメンタルが弱い場合は、リラックスできる環境作りを心がけましょう。
犬がリラックスできるのは次のような環境です。
- 騒音が無く静か
- 人の出入りが少ない
- 室温が管理されている
- 犬がひとりで落ち着くスペースがある
メンタルが弱い犬は警戒心が強い傾向にあるので、静かで落ち着ける環境を意識してください。
優しく声をかけゆっくりした動作で接する
メンタルが弱い犬には優しい口調で話しかけ、ゆっくりした動作で接してください。
これはどんな性格の犬にも共通することですが、犬は落ち着いて優しい人を好む傾向にあります。
特にメンタルが弱い犬には、意識して優しく声をかけるようにしましょう。大きな声や低い声、乱暴な動作は犬が怖がってしまいます。
犬に自信をつけさせる
メンタルが弱い犬は、傷つきやすく自信がない性格のことが多いでしょう。
愛犬に自信をつけさせるためには、たくさん褒めてあげることが大切です。芸を教えて成功したら褒める、コングからおやつを取り出せたら褒めるなど、些細なことでもたくさん褒めてください。
飼い主からたくさん褒められると犬は自信がつき、精神的にも落ち着きが見られるようになります。
まとめ
メンタルが弱い犬にしてはいけない間違い行為4選と正しい接し方を解説しました。
自分の愛犬がどんな性格なのかを知り、正しい接し方をするようにしましょう。なお、メンタルを鍛えようと、無理やり新しい環境に連れ出したりするのは逆効果になりますのでご注意ください。
愛犬が落ち着いて生活できるように、環境を整えて優しく接してあげてくださいね。
