犬を飼うことを「ファッション」と勘違いしている人の特徴
犬を飼うことを「ファッション」と勘違いしている人には、一体どのような特徴がみられるのでしょうか。
1.人混みの中を超小型犬を連れて歩いている
都会の混雑した人混みの中を、超小型犬を連れて歩いている飼い主を見かけることがあります。(犬が蹴とばされたり踏みつけられたりするかもしれないのに…)と心配になりますし、犬を飼うことをファッションだと勘違いしているのでは…と思えてしまいます。
都会ではなくても、田舎でもよく見かけることがあります。飼い主が全く愛犬のことを見ておらず、見ているこちらはヒヤヒヤとしてしまうものです。
観光地でもよく見かけるのではないでしょうか。人が多くいる場所では抱っこしたり、キャリーバッグやペットカートを利用したりするべきだと思うのですが、飼い主は景色や建物を見ることに夢中で、愛犬のことを全く見ていないのです。
また、そのような場所ではスマートフォンで写真や動画を撮ることに夢中になり、愛犬を全く見ていない飼い主もいますよね。
人混みの中を超小型犬が歩くことには、トラブルに巻き込まれてしまうリスクがあります。ケガでは済まない事故が起きてしまうことも考えられます。
愛犬の安全を最優先しない飼い主は、犬を飼うことをファッションと勘違いしている人の特徴だ!と判断されても仕方のないことなのではないでしょうか。
2.お世話が大変になったからと飼育放棄する
飼育放棄は、犬を飼うことをファッションと勘違いしている人の特徴の代表格なのではないでしょうか。
- 言うことを聞かないから
- ケガや病気で体が不自由になったから
- 高齢になったから
- 寝たきりになったから
お世話が大変になる理由は色々とあるかと思いますが、犬はファッションアイテムではなく命です。お世話が大変ではない犬なんていないと思います。
こんなことを言う飼い主に出会ったことがありました。「シェパードって警察犬だし、賢い犬だと思ってたのに全然言うこと聞かないし、やっぱりゴールデンレトリバーにすればよかった!」
本気でそう思っていたのかどうかは分かりませんが、ブラッシングをされていないのか被毛の状態があまりよくなく、歯は歯石まみれで口臭もひどく、お世話が十分ではないことが犬の姿を見てよく分かりました。
どんなに知能が高く賢い犬種も適切なしつけをしなければ、飼い主の言うことを全く聞かない犬に育ってしまうことがあります。飼い主でもコントロールすることができない大型犬のお世話は本当に大変だと思います。
だからといって飼育放棄してしまうことは絶対に許されないことです。お世話が大変だからと飼育放棄する飼い主は、犬を飼うことをファッションと勘違いしている人だと言って過言ではないです。
3.犬の生態を理解しようとしていない
犬の生態を理解しようとしていないのは、犬を飼うことをファッションと勘違いしている人の特徴だと言えます。
みなさんは、次のような犬の行動の意味や心理を理解することができているでしょうか。
- 宅配業者の人に吠える
- ベッドをホリホリする
- 他の犬のおしりのニオイを嗅ぐ
- 飼い主の目をジッと見つめる
- サイレンの音に合わせて遠吠えをする
犬の生態を理解しようと努力している飼い主には、全ての犬の行動の意味や心理を理解することができていると思います。5つ挙げたのですが、とても簡単な問題でしたよね?
犬の生態を理解せずに暮らしていると、「何でそんなことするの!?」と愛犬の行動にイライラしたり、怒鳴りつけたり、暴力を振るう人もいるのではないかと思います。
確かに、愛犬が他の犬のおしりをしきりに嗅いでいたら「やめなさい!」と言いたくなる気持ちも分からないわけではありません。しかし、犬の生態を理解すると、その行動が犬同士の挨拶であることを知り、(ちゃんと挨拶ができていい子たちだな♡)と感じることができるようになります。
犬を飼うことをファッションと勘違いしている人は、犬の生態を全く理解していないため、他の飼い主から見ても悪い飼い主のように見えてしまうものですよね。
まとめ
犬を飼うことをファッションと勘違いしている人の特徴を3つ解説しました。
- 人混みの中を超小型犬を連れて歩いている
- お世話が大変になったからと飼育放棄する
- 犬の生態を理解しようとしていない
最近では、(この人、犬をファッションだと思ってるな…)という飼い主をSNSでよく見かけることがあります。「〇〇映え」と言うのでしょうか。
SNSは、犬を飼うことをファッションと勘違いしている人の特徴がよく表れる場所だなと思います。