腕枕で寝る犬は可愛い♡
セルフ腕枕（犬が自分の前足の上に頭を乗せて寝ること）で寝る愛犬も可愛いですが、飼い主さんの腕枕で寝る愛犬はもう可愛すぎて、抱きしめたくなりますよね。
自分の腕でスヤスヤと眠る愛犬を至近距離で眺めるのは、飼い主さんにとって至福のひとときでしょう。たとえ寝返りを打てなくても、トイレを我慢することになっても、喜んで愛犬に腕を差し出す飼い主さんは多いのではないでしょうか。
犬それぞれ性格や好みの寝方は違うので腕枕で寝ない犬もいますが、腕枕で寝る犬は一体どうしてそうするのでしょうか？今回は、犬が飼い主さんの腕枕で寝る心理をご紹介していきます。
犬が飼い主の腕枕で寝る心理は？
1.信頼している
まず言えるのは、犬は信頼していない人の腕枕では寝ないということです。犬は寝ているときが一番無防備な状態になります。
そのため相手のことを信頼していなければ、腕に体を預けて寝ることなんてできません。犬が飼い主さんの腕枕で寝るのは、信頼の証なのです。
2.大好き
大好きな飼い主さんと「いつもそばにいたい」「いつも触れ合っていたい」と思っている犬は多いです。その思いから、飼い主さんの腕枕で寝る犬もいます。
飼い主さんのにおいや温もりを間近で直に感じながら眠ることができる腕枕は、飼い主さんのことが大好きな犬にとって最高の寝方なのかもしれません。
とはいえ、飼い主さんのことを大好きで信頼していても、腕枕を好まない犬もいます。
愛犬が腕枕で寝てくれないからといって「信頼されていない」「好かれていない」と、落ち込むのは早計です。きっと、腕枕で寝る以外の方法で信頼の証を見せたり、愛情表現をしたりしてくれていますよ。
3.安心したい
信頼する飼い主さんのそばにいると、犬は安心することができます。「飼い主さんのそばにいれば、何があっても大丈夫」と思えるのです。
そのため雷の音が聞こえるなど、犬にとって不安なことがあったときに、安心感を得たくて飼い主さんの腕枕を求めることがあります。
また特に不安なことがなくても「飼い主さんの腕枕で寝ると安心して眠れる」という理由から、腕枕で寝たがることも。
飼い主さんの腕枕でへそ天寝（仰向け寝）をする犬もいますが、急所であるお腹をさらして寝れるくらいに、飼い主さんの腕枕は安心できるということですね。
4.甘えたい
腕枕は飼い主さんにより接近することができる上に、飼い主さんの注目を集めやすいです。そのため、甘えん坊な犬は飼い主さんの腕枕で寝たがる傾向にあるようです。普段はあまり甘えん坊ではない犬でも、時には腕枕で寝たがることがあります。
例えばいつもよりお留守番が長かったときなどは甘えん坊モードが発動して、横になった飼い主さんの腕を鼻でツンツンしたり前足でカリカリしたりして、腕枕をおねだりするのです。
腕枕で寝ると、子犬気分で飼い主さんに思いっきり甘えながら眠りにつくことができるのでしょうね。
5.寝心地がいい
寝心地がよくて、飼い主さんの腕枕を好む犬もいます。腕の温もりや感触が心地いい、頭や顎を乗せるのに腕がちょうどいいなど、犬それぞれ理由は違えど、飼い主さんの腕枕に寝心地のよさを感じているのです。
犬が眠いときに、たまたまそばにあった飼い主さんの腕を枕にして寝たら心地よくて、それから腕枕の虜に…なんてこともあるでしょう。
まとめ
今回は、犬が飼い主さんの腕枕で寝る心理を5つご紹介しました。腕枕で寝る愛犬はとても可愛いですが、ご紹介したような心理が隠されていると知ると、さらに可愛さマシマシになるのではないでしょうか。
愛犬が腕枕を求めてきたら飼い主さんはそれを受け入れ、お互いに幸せで濃密な時間を過ごしたいものですが、無理は禁物です。
長時間の腕枕は腕の痺れや痛みに繋がりますので、腕がつらくなってきたら我慢をせずに、そっと腕を抜きましょう。いきなりだと愛犬を驚かせてしまうかもしれないので、腕を抜く前に「ごめんね〜」などと優しく声をかけてあげるといいでしょう。
