愛犬とやってはいけない「NGな遊び方」3選
1.追いかける
愛犬と一緒に鬼ごっこ遊びをされている方も多いですよね。飼い主さんと一緒に走りまわれる鬼ごっこ遊びは愛犬もテンションが上がるもの。しかしこの鬼ごっこ遊び、お勧めできません。
飼主さんと犬のどちらが追いかける側になっても、反対に追いかけられる側になってもよくないでしょう。飼い主さんに追いかけられて逃げることが「楽しい!」と覚えてしまった犬は、いざという時に呼び戻しが出来なくなってしまう可能性があります。
万が一脱走してしまった時や、お散歩中に急にリードが外れてしまった時などに愛犬が「逃げること」を楽しんでしまう危険性があるのです。単なる鬼ごっこと思うかもしれませんが、飼主さんが犬に追いかけられて捕まってしまうと、犬は獲物を捕らえたという感覚を持ってしまうかもしれません。興奮状態になって追いかけっこをする犬の場合は避けたほうが良い遊びかもしれません。
2.飼い主さんばかり勝つ
引っ張りっこ遊びなど勝敗がつく遊び方で、飼い主さんばかり勝ってしまうのもNGな遊び方のひとつ。愛犬と遊ぶ時は飼い主さんもつい本気になってしまうこともあると思います。しかし、愛犬は負けてばかりいるとつまらない気持ちになってしまうのです。
人間もそうですが、絶対に勝てない勝負ばかりが続くと自信を失ってしまいますよね。犬も同じで、まったく勝つことが出来ないと自信をどんどん喪失していってしまいます。
勝敗がつく遊び方は互いが勝ったり負けたりするからこそ「遊び」になるので、負けてばかりいると愛犬は落ち込んでしまいます。愛犬に勝たせてあげることで、達成感や満足感を得て前向きな気持ちになれますので時には負けてあげましょう。
3.同じ遊びばかりしている
愛犬のお気に入りの遊び方もあるかと思いますが、毎回同じ遊び方ばかりしているのもNG行為になってしまいます。
引っ張りっこ遊びや鬼ごっこ遊びなど、体を使う遊び方は楽しくて興奮しやすいものであり犬の本能を満たす遊び方になります。体を使う遊び方は運動不足解消にも繋がるので良い遊び方でもあるのですが、遊ぶたびに毎回興奮してしまうのはあまりよくありません。
興奮することがクセになってしまうと、普段でもほんのわずかな刺激で興奮しやすい性格になる可能性があります。犬の遊び方には体を使う以外にも飼い主さんがオヤツを隠して、愛犬に探してもらう「宝探しゲーム」など頭を使って考える遊び方もあります。
毎回体を使う遊び方ばかりではなくバランス良く遊ぶようにしましょう。
子犬と成犬で遊び方は違う?
犬にとって「遊ぶ」という行為はとても大切なこと。特に子犬の頃であれば飼い主さんや他の犬と一緒に遊ぶことで、どんどん社会性が身についていきます。また性格が形成される時期でもあることから、この頃の遊び方はとても重要になります。
成犬になってからも心と体の健康維持、また遊びながらしつけやトレーニングを重ねることもできます。
子犬との遊び方
子犬の頃の遊び方はしつけを絡めて遊ぶのがおすすめ。犬は好奇心旺盛な動物ですが子犬であれば尚更のこと。なんにでも興味を示し、甘噛みをするなどしてたくさんのイタズラをしてしまうはず。
飼い主さんを甘噛みする、また噛んではいけない物を噛んでしまった時は遊ぶことを止めて、「噛んだら遊んでもらえなくなる」ということを教えてあげましょう。
子犬用の「噛んでも良いオモチャ」を与えて、そのオモチャで上手に遊ぶことが出来たらたくさん褒めてあげましょう。
成犬との遊び方
成犬になってからの「遊ぶ」という行為は、運動不足やストレスの解消に繋がりますし、また飼い主さんとしっかりコミュニケーションをとることで信頼関係も築きやすくなります。
成犬の遊び方に関しては、ロープ状のおもちゃを使用した引っ張りっこ遊びなど体を使う遊び方はもちろん、知育玩具などを使用した頭を使って考える遊び方もとってもオススメ。
知育玩具とは愛犬が自身で考えなら遊べるオモチャ。考えることで認知症の予防にも繋がりますし、また「自分で考える」ということをすることで、精神的な健康を維持できる可能性が高いとも言われています。
まとめ
いかがでしたか?鬼ごっこ遊びで愛犬を追いかけることも、お気に入りの遊び方も楽しそうにしてくれるので「NGな遊び方」と気づかずにやっていた飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。心当たりがある方は一度愛犬との遊び方も見直してみましょう。