犬用グッズを買う時のダメな選び方
では、犬用グッズを買う時のダメな選び方とは、具体的にどのような選び方を指すのでしょうか。
1.サイズは合わないけどデザインが気に入った
犬用グッズを買う時、「サイズは合わないけど…デザインが気に入ったから買っちゃおう♡」というのは、ダメな選び方です。
気に入るデザインの犬グッズを見つけると、飼い主の気分を良くしてくれますよね。統一感を大事にしていたり、自宅のインテリアに合わせたりしているという飼い主もいらっしゃると思います。
愛犬はどうでしょうか。使い心地はよいでしょうか。サイズが合わないケージやクレートの居心地が悪かったり、サイズが合わないベッドで寝苦しかったりしていないでしょうか。
サイズが合わないハーネスが体を締め付けたり、サイズが合わない首輪がお散歩中に抜けそうになったりすることがあるのではないでしょうか。
私も犬用グッズを買う時、デザインが気に入らずに選ばなかったことがありますが、(デザインを重視した選び方はダメだな…)と後々失敗を反省したことがあります。
デザインとサイズのどちらかで判断しなければならない時は、絶対にサイズで選ぶことをおすすめします。
2.素材はイマイチだけど安い方がいい
犬用グッズを買う時、「素材はイマイチだけど…安い方がいいからこれにしよう」というのは、ダメな選び方です。
素材によってはお手入れが難しく、汚れやすかったり、壊れやすかったり、犬の肌を傷つけてしまうものもあります。
以前、我が家の愛犬のハーネスの素材が肌に合わず、ハーネスが触れる部分だけ脱毛してしまったということがありました。また、ゴム製のおもちゃのニオイが気に入らず、全く使わずに処分してしまったものもたくさんありました。
『安物買いの銭失い』という言葉がありますが、犬用グッズを素材ではなく安さで買うことは、本当にその言葉の通りだと思います。結局は使い心地が悪くて処分したり、愛犬が全く使ってくれなくて処分したり、すぐにヒビ割れたり壊れたり、買い替えの方にお金がかかってしまうことがあります。
素材と価格のどちらかで判断しなければならない時は、ちょっぴり高くても、飼い主も愛犬も使い心地がよく、安全に長く使い続けられる犬グッズを選ぶことをおすすめします。
3.原材料を無視する
犬用グッズを買う時、原材料を無視するのは、ダメな選び方です。
例えば、歯磨きグッズです。歯磨きジェルの原材料って気にしていますか? 歯磨きシートの原材料を確認していますか?
- オリゴ糖
- 香料
- ソルビン酸カリウム(保存料)
- 着色料(赤色青色など)
- リン酸二水素ナトリウム(乳化剤)
- 安息香酸ナトリウム(保存料)
こちらは、市販されている犬用の歯磨きグッズによく使用されている原材料の一部です。
歯磨きは、どうしたても犬が嫌がるお手入れだと思います。オリゴ糖で甘く味付けされようと、着色料で美しい色のジェルにしようと、ミルクやチキンの香料でニオイを強くしようと、嫌がるものです。
そうなのであれば、それらの原材料を使用していない歯磨きグッズを選んであげた方が安全なのではないでしょうか。口の中に入れるものです。少量は飲み込んでしまうものです。
今回は歯磨きグッズを例として挙げましたが、犬用グッズを買う時は、必ず原材料を確認し、分からないものがある時は、その場でスマホを使って調べるようにすることをおすすめします。
まとめ
犬用グッズを買う時のダメな選び方を3つ解説しました。
- サイズは合わないけどデザインが気に入った
- 素材はイマイチだけど安い方がいい
- 原材料を無視する
本当にこの選び方でよいのだろうか…と悩んでしまった時は、そのグッズを使っている愛犬の様子をよく観察してみてください。
初めて選ぶ犬グッズは、愛犬が気に入るまで、何度でも買い替えてよいと思います。費用はかかってしまうかもしれませんが、愛犬の安全と命に代えられるものはないです。