愛犬がずっと伏せてておかしい!4つの原因や病気の可能性を解説

愛犬がずっと伏せてておかしい!4つの原因や病気の可能性を解説

『犬がずっと伏せているときの原因や病気の可能性』についてまとめました。伏せている時の犬はどんなことを考えているのか、どんな病気の可能性があるのかを解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬がずっと伏せているときの原因と病気の可能性

伏せて見つめているチワワ

1.すぐに立ち上がれる体勢でいたい

犬がずっと伏せているのは、すぐに立ち上がれる体勢でいたいからです。

お散歩や食事の直前、ずっと伏せて待っていることがあります。飼い主から「お散歩に行こう」と誘われた時、「ごはんだよ~」と呼ばれた時、スッと立ち上がって駆けつけることができる体勢でいるためです。

ドッグランでは、ずっと伏せたまま他の犬を観察していることがあります。他の犬が遊びに誘おうと走って向かってきた時、自分もすぐに走り出せる体勢でいるためです。

何か不安や恐怖を感じている時にも犬がずっと伏せていることがありますが、危険を感じた時にすぐに逃げ出せる体勢でいるためです。

2.クールダウンしたい

犬がずっと伏せているのは、クールダウンしたいからです。

お散歩や遊びを楽しんだり、走り回るなどの激しい運動をした後、興奮状態を静めるために伏せていることがあります。

お散歩や遊びを楽しんだり、走り回るなどの激しい運動をした後、興奮状態を静めるために伏せていることがあります。

体温が上がって暑く感じられた時、冷たいフローリングで伏せていたり、屋外であれば、土の地面に穴を掘り、伏せてクールダウンすることもあります。

3.振動を感じ取るため

伏せて寝ている柴犬

犬がずっと伏せているのは、近づいてくる者の振動を感じ取るためです。

犬が伏せたまま寛いだり眠ったりすることがありますが、実はめちゃくちゃ警戒しています。敵が近づいてきた時、その振動を感じ取り、すぐに逃げ出したり攻撃したりすることができる体勢なのです。

自宅で愛犬がずっと伏せていることをおかしいなと感じる時は、何か警戒しなければならないことがあるのでは?と考えてみるとよいと思います。

4. 僧帽弁閉鎖不全症

犬がずっと伏せている時、僧帽弁閉鎖不全症という病気の可能性が考えられます。

超小型犬や小型犬に起こりやすい病気で、中~高齢期の犬によく見られます。初期症状では、かるい咳をする様子があり、呼吸が荒くなったり、呼吸困難に陥ったりすることもあります。

僧帽弁閉鎖不全症によって犬がずっと伏せているのは、横向きに足を投げ出して寝ることがつらいほど、症状が悪化しているからです。少しでも楽な体勢でいるためにずっと伏せているのですが、伏せることさえもつらくなり、犬座りのまま過ごす犬もいれば、立ったまま過ごす犬もいます。

僧帽弁閉鎖不全症は完治することのない病気です。さらに悪化させてしまわないよう、現状を維持するための治療法しかありません。早期発見と早期治療が重要な病気です。

飼い主が(何でずっと伏せたままなんだろうか…?)と思った時、(そういえば最近ずっと伏せたままだな…)と思った時、僧帽弁閉鎖不全症のサインの可能性があります。

(毎日ずっと一緒に過ごしている飼い主だから気づけるだろう)と思うかもしれませんが、毎日ずっと一緒に過ごしている飼い主だからこそ、見落としている愛犬の様子や症状が必ずあります。咳はしていないか、呼吸に乱れはないか、急激な体重の減少はないかなどを確認し、なるべく早く診察を受けるようにしましょう。

愛犬がシニアの年齢を迎えたら、小さな変化にも敏感になることが大切だと思います。

まとめ

伏せて警戒した表情の柴犬の顔のアップ

犬がずっと伏せているときの原因や病気の可能性を4つ解説しました。

  • すぐに立ち上がれる体勢でいたい
  • クールダウンしたい
  • 振動を感じ取るため
  • 僧帽弁閉鎖不全症

犬が伏せの体勢をすることは自然なことで、伏せたまま長時間眠っていても決しておかしいことではありません。

ただし、飼い主が(おかしいな)と感じたり他の症状を伴う場合は、原因や病気の可能性を考えてみるべきだと思います。

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