愛犬との時間があまり取れない時にすべき3つの対策
愛犬とたっぷり遊びたい気持ちがあっても、飼い主さんにも回避できない都合があるものです。ひとり暮らしや共働き夫婦の方であれば、愛犬を留守番させなければならないこともあるでしょう。
しかし、犬は人間の都合など理解できないですよね。そして犬は寂しさやストレスが溜まってしまいやすいペットです。時間がなくても、飼い主である以上は何らかの対策を取らなければなりません。
ここではそんな、愛犬との時間があまり取れない時にすべき「3つの対策」についてまとめました。
1.散歩コースを変えてマンネリを防ぐ
忙しい時は、毎日散歩に行くことすら大変かと思います。実際のところ、「何とかギリギリ散歩をこなしている」という飼い主さんも少なくはありません。
散歩が好きな犬であれば、外に出るその時が1日の中で最も楽しみな時間でしょう。だからこそ、限られた散歩時間を刺激的なひと時に変えることをおすすめします。
忙しいとつい同じ散歩コースばかり回ってしまうものですが、そんな時こそ毎回コースを変えてみましょう。同じ散歩時間でも、違った景色や匂いを体感できるようになります。忙しい人は逆方向に回るなど、小さな工夫から始めてみてください。
そして時間がある時は、少し遠くへ足を運んで、たっぷりと愛犬との時間を楽しみましょう!
2.短時間で全力で遊ぶ
犬と過ごす時間は、1日に最低でも1時間は作るようにしてください。限られた時間の中で、愛犬と遊ぶ時間を必ず設けるようにしましょう。
とはいえ忙しい飼い主さんも体力が限られているかと思いますので、短時間で濃厚な遊びをするよう工夫するといいですよ。できるだけ犬が体力をたくさん使う、「引っ張りごっこ」や「ボール遊び」のようなものがいいですね。
その犬の体力にもよりますが、全身を使う遊びは、だいたい15分〜20分ほどで疲れてしまいます。忙しい飼い主さんも1日30分以内であれば、元気な愛犬との遊びに付き合うことくらいはできるのではないでしょうか。
散歩に行けない日はとくに、室内での遊び時間を普段よりも濃厚にすると犬のストレス発散につながります。時間が取れない日ほど、愛犬と触れ合うことをぜひ心がけてください。
3.ペットシッターなどの利用
犬は留守番がとても苦手です。トレーニングを積んだ成犬であれば、1日8時間の留守番をすることは可能ですが、毎日一人ぼっちで過ごさせる状態が続くのはあまりよくありません。
部屋の環境を整えたり、ペットカメラの設置をすることで留守番をする犬の危険リスクは軽減できるでしょう。ただ、愛犬の心のケアを考えることも大切です。
犬はストレスが溜まると吠えたり暴れたりなど、問題行動を起こすことがあります。飼い主さんと離れることに強い不安を持ち、分離不安症のような精神病になる犬もいますね。
1日中犬とべったりくっついて過ごすことも問題があるので、ある程度のメリハリは大切でしょう。ただ、家にいる時間が少なく、愛犬の心のケアが必要だと感じるのであれば、ペットホテルやペットシッターなどに預けることも検討してみてください。
そして、これから先の愛犬との過ごし方もぜひ見直してみましょう。たった1人で犬の世話をしている人は万が一の時のために、信頼できる家族や友人にも協力を得るよう相談しておくこともおすすめします。
まとめ
犬は人間の疲れた心を癒す存在ですが、犬にとって飼い主さんと過ごす時間も何よりも大切なのです。忙しい毎日の中で愛犬と過ごす時間を作るのは大変ですが、犬はそんな人間の事情を理解することはできません。
愛犬に、何らかのトラブルが起きてから後悔する飼い主さんが多いです。ぜひ愛犬との時間が取れない時こそ、積極的に触れ合って心のコミュニケーションを取りましょう。