犬の運動になる室内での遊び方5選!
大好きなお散歩に行けない日の犬は残念そうに見えますよね。飼い主さんとしても、愛犬と一緒に楽しく遊びたいとお考えかと思います。そんな時はぜひ、「室内遊び」にチャレンジしてみましょう。
外で遊べなくても家で体を動かすことで、犬の健康維持とストレス発散につながります。飼い主さんとの信頼関係にもよい影響を与えるので、天候の悪い日や冬の季節にぜひ活用してください。
そこで今回は、犬の運動になる「室内での遊び方」をご紹介します。しつけトレーニングのポイントも合わせて、ぜひ参考にしてください!
1.引っ張りごっこ
「引っ張りごっこ」は犬と手軽にできる室内遊びとしてぜひおすすめします!タオルなどでもできますが、安全性やしつけ上でもぜひ犬用のロープをご用意ください。
ロープをくわえると犬の狩猟本能を刺激するだけでなく、全身に力が入るので体力を消耗できます。興奮しやすい遊びなので、「ウー」と唸り声を上げない程度にテンポよく行ってくださいね。
遊び方は犬がくわえたロープを引っ張り合うだけですが、ポイントは「ちょうだい」というコマンドで犬の口からロープを受け取るようにすることです。そして口からロープを離してくれたら、「上手!」などと褒めましょう!
おやつを与えながら行ってもOKです。このしつけトレーニングを遊びにプラスすることで、犬がくわえた物を離さなくなるという問題行動を避けることができます。
2.宝探し
「宝探し」は、別名「おやつ探し」とも呼ばれるゲーム感覚で楽しめる遊びです。遊び方は、お部屋の中のあちこちにおやつを隠して「探して!」という合図でスタートします。
最初は犬にお座りをさせた状態で、テーブルの下や部屋のすみなど目に見える場所に置いていってみましょう。犬が遊び方を理解したら、難易度を上げてクッションの下やスリッパの中などに隠してみるとより楽しめます。
3.知育おもちゃと使った脳トレ
「脳トレ」も犬の室内遊びにおすすめです!犬が夢中になって遊べる犬用の知育おもちゃがたくさん発売されているので、ぜひチェックしてみてください。
パズルを解くおもちゃ、上手く転がすとおやつが出るおもちゃなどを取り入れることで、犬にとって刺激的な遊びができます。年齢に合う知育おもちゃを選んでみましょう。
4.障害物コース
本格的な犬の室内遊びをするなら「障害物レース」はいかがでしょうか。廊下やリビングの一角に、椅子やかごやペットボトルなどを置いてコースを作ります。
犬がくぐったり飛び越えたり、物を避けながら楽しく進めるコースで遊ばせてみてください。普段とは違う動きができることで、使いにくい筋肉や瞬発力を鍛えることができます。
5.トリックトレーニング
愛犬に変わった一芸を教えながら遊べる「トリックトレーニング」もぜひ取り入れてみてください。「お手」や「おかわり」と同じ要領で、「おまわり」「あご」「ハイタッチ」なども教えてみましょう。
「おまわり」は、おやつを犬の鼻先で誘導して一回転させて与えます。回りながら「おまわり」とコマンドを言っておやつを与える行動を繰り返して、少しづつ理解させてみてください。
コマンドを言うタイミングが重要です。犬の集中できる時間を考えて、トレーニングは短時間で行うようにしましょう。
犬と室内で遊ぶ際の注意ポイント
元気な犬と室内遊びする際には、次の注意ポイントを忘れずに行ってください。
滑りやすい床では行わない
フローリングのような滑りやすい床は、犬が転倒しやすいため危険です。
まずは、犬が走り回っても心配のない滑り止めマットを敷いてケガを未然に防ぎましょう。手軽な犬用のマットをおすすめします。
誤飲に気を付ける
室内には思いもよらない物が落ちているため、犬が誤飲しないよう事前にチェックしてください。
犬の毛の塊が部屋の隅に落ちていることもあるので、しっかり掃除をした上で室内遊びを始めましょう。
危険なものを片付ける
犬がぶつかって転倒しやすいゴミ箱、ガラス性の食器、角のある家具、観葉植物など部屋にある危険な物を片付けてから室内遊びを行ってください。
興奮のあまり走り回る犬もいるので、犬が行動できる範囲をあらかじめ狭めておくことも大切です。
まとめ
外に行けない憂うつな日も、室内遊びを行うことで愛犬のストレスも上手く発散することができます。
そして室内遊びはしつけトレーニングを兼ねることができるので、お散歩とは違う時間をぜひ愛犬と楽しんでみましょう。
なお、室内遊びを行う際には、犬の安全を確保した上で行うことも忘れないでくださいね。