「ダメ犬」にしているのは飼い主の責任!やってはいけない育て方3選

「ダメ犬」にしているのは飼い主の責任!やってはいけない育て方3選

『愛犬をダメ犬にするやってはいけない育て方』についてまとめました。飼い主によってダメ犬になってしまった犬は、健康・安全・命を守ることができないことがあります。

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愛犬をダメ犬にするやってはいけない育て方

トレーニング中のシベリアンハスキー

1.基本的なしつけをしないこと

基本的なしつけをしないのは、愛犬をダメ犬にするやってはいけない育て方です。

子犬に初めて何かを教える時、「お手」「お座り」「待て」を教える飼い主がほとんどです。愛犬とのスキンシップやコミュニケーションとしても大事なことだとは思いますが、お手・お座りは基本的なしつけの中に含まれません。

お手・お座りは、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションのための「芸」として考えるとよいと思います。

  • 待て
  • 放せ
  • 止まれ
  • 戻れ

基本的なしつけとはこういったものであり、愛犬の安全と命を守るためのしつけです。車道に飛び出そうとした時、待て・止まれ・戻れができれば交通事故に遭うことはありません。

放せができれば、誤飲誤食による事故を防ぐことができます。誤飲誤食で病院へ運ばれてくる犬が非常に多いです。放せのしつけが全くされていないからです。飲み込む瞬間を目撃していながらも防ぐことができなかったのです。

基本的なしつけをしないのは、愛犬を必ずダメ犬にします。命を失うこともあります。芸はいつでも覚えてくれます。成犬になってからでも覚えます。愛犬に今、本当に必要なしつけは何か、よく考えてみましょう。

2.悪い行為を叱らないこと

リモコンを破壊したゴールデン

愛犬の悪い行為を叱らないのは、愛犬をダメ犬にするやってはいけない育て方です。

そして、愛犬の悪い行為に対しては、一貫して叱らなければなりません。昨日は「これはいけません!」と厳しく叱り、今日は「しょうがないなぁ」と許したのでは意味がありません。飼い主のその日の気分や感情を反映してはいけないということです。

犬を叱ることの意味は「悪い行為」と「良い行為」を区別して覚えてもらうことです。悪い行為だと分かれば、犬は二度とその行為をしません。良い行為だと分かれば、何度でも繰り返し行います。

悪い行為を叱られずに育った犬は、その行為が悪い行為だと知らず、許されたことで良い行為だと間違って覚えてしまい、何度も繰り返し行ってしまうことがあります。

悪い行為を叱らないのは、いきなり「やっぱりそれは悪い行為なので今日からやめてください」と言っても犬には分かりません。

3.失敗を叱りつけること

叱られて目を閉じる子犬

失敗を叱りつけることは、愛犬をダメ犬にするやってはいけない育て方です。

よくやってしまいがちなのが、トイレの失敗を叱りつけることです。おしっこがシートからはみ出していた時、トイレではない場所で排泄してしまった時、叱りつけてしまう飼い主がほとんどです。

なぜ失敗を叱りつけてはいけないのか。それは、(その行為そのものに対して叱られているんだ)と、犬を勘違いさせてしまうからです。

トイレの失敗で言えば、(室内で排泄をすると叱られるんだ)と勘違いしてしまい、室内で排泄することができない犬になってしまうことがあります。

よい育て方の例としては、トイレは失敗しても「うんちたくさん出てよかったね」と褒めてあげること。シートで排泄できた時に思いっきり褒めてあげること。ご褒美におやつを与えてもよいです。

失敗を叱りつけるのは、愛犬を必ずダメ犬にします。失敗を叱りつけるのではなく、成功を褒めてあげることが愛犬をイイ犬にする近道だと思います。

まとめ

クッションを破壊したボーダーコリー

愛犬をダメ犬にするやってはいけない育て方を3つ解説しました。

  • 基本的なしつけをしないこと
  • 悪い行為を叱らないこと
  • 失敗を叱りつけること

正しいしつけ方や賢い犬にする育て方は難しく考えてしまうことがありますが、愛犬をダメにするやってはいけない育て方は意外とシンプルだと思いませんか?

シンプルがゆえに、飼い主がついやってしまいがちな、やってはいけない育て方でもあるのではないでしょうか。

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