1.犬を飼うと生活が激変?
新しい家族として犬を迎え入れると思いがけないほど生活に変化が現れます。賑やかで楽しく癒される時間が増えると共に、大変なことが沢山あるのも事実です。
初めて犬を飼われる方に「犬の飼い主が絶対にやっていること」とは、どのようなことなのか確認していただけたらと思います。
2.しつけ
犬を迎え入れた飼い主さんが絶対にやっていることのひとつはしつけ。しつけは愛犬と飼い主さんが幸せに暮らしていくために絶対に必要なことになります。
しっかりとした信頼関係を築くようにしつけをすることで、愛犬は心身ともに満たされますし安全も守ることができます。また周囲の方々への配慮にも繋がるものです。
しつけは迎え入れた当日から始まるものもあり、トイレトーニングや名前を覚えてもらうなどのしつけは、一緒に暮らし始めたらすぐに教えてあげましょう。
愛犬が生活環境になれてきたら「オスワリ」や「フセ」など、コマンドを使ったしつけも教えていきます。「オスワリ」や「フセ」は愛犬が興奮してしまった時に気持ちを落ち着かせるためのしつけにもまりますので子犬の頃に教えてしまいましょう。
また、愛犬の健康管理のためにも体のどこを触られることにも慣れていってもらいます。
お散歩デビュー前には「マテ」や「オイデ」など愛犬の行動をコマンドで指示するしつけを教えていきます。屋外での予期せぬ事故を防ぐためにも、こちらのしつけも早めに教えておくと良いでしょう。
3.健康管理
大切な愛犬にいつも元気でいてもらうためには健康管理も必須です。愛犬の体に合ったフードを選ぶことはもちろん、日頃から愛犬の健康状態を把握するために、ご自宅でのコミュニケーションタイムにボディチェックを行っている飼い主さんも多いはず。
愛犬の健康状態を確認するためのチェックポイントはいくつもあります。
- 目
- 鼻
- 耳
- 口腔内
- 皮膚
- 被毛
- 爪
- お尻周り
ボディチェックは愛犬の体全体を優しく触りながら見るだけではなく、ニオイや感触でいつもと違いはないか確認していきます。
ボディチェック以外にも呼吸に異常はないか、ウンチやオシッコ、食欲の変化や水を飲む量、また歩き方を見ながら状態を確認し健康の維持に繋げていきましょう。
4.環境を整える
愛犬を迎え入れるにあたって必要な犬グッズを用意するのはもちろん、愛犬が快適で安全に過ごせる環境を整えることも、飼い主さんが必ずやっていることだと思います。
犬は飼い主さんが想像もできないようなビックリするイタズラをしてしまうもの。誤飲や誤食、ケガに繋がってしまわないよう愛犬が健やかに過ごせる部屋作りを目指しましょう。
犬は好奇心旺盛な生き物。子犬であれば尚更で、目に見える興味のある物は何でも口に咥えてしまいます。飼い主さんが大切にしている物ももちろんですが、口に咥えてしまってケガをする可能性のあるものは愛犬が届かない場所に全て置いてしまいましょう。
また犬の肉球はフローリングの床の上ではとても滑りやすく、ケガやヘルニア、関節への負担となる可能性があります。お部屋の床を滑らないようにする工夫も必須。また電気のコードや暖房器具などもイタズラしてしまわないよう工夫しましょう。
5.お散歩
犬と暮らし始めたらお散歩をするのは当たり前のことではありますが、愛犬と暮らし始める前に「毎日の散歩が必要だ!」と言うことは、今一度意識していただきたいことのひとつです。
犬にとってのお散歩は運動不足を解消するだけでなく、社会性を身に付けたり、飼い主さんとの信頼関係を築いたり、好奇心を満たしたりと多くの意味を持つものです。飼い主さんの「今日は面倒だから行きたくないな…」という気分ひとつで行かないわけにはいきません。
犬と暮らし始めると愛犬のために使う時間がとても多くなります。お散歩だけではなくご飯の準備、体のケア、また室内のお掃除に関しては犬と暮らしていなかった時よりもずっと時間がかかると思います。
飼い主さんの時間や行動、ライフスタイルが変わることが多々あるということも意識しておきましょう。
まとめ
犬はまるで動くヌイグルミのように可愛い動物ですが、もちろん感情も意思もあるので一緒に生活している中で飼い主さんの思い通りにならないことは沢山あります。時間もお金もかかりますが、それ以上に癒しを与えてくれる存在でもあります。
最期の日まで必ず面倒をみるという意思と共に、愛犬との新しい生活を楽しんでいただけたらと思います。