愛犬の気がないときにするべきでないNG行為3選
いつも元気な愛犬なのに、今日はなんだか元気がない……。愛犬に元気がないと、飼い主としては心配になりますよね。
しかし、そんな時に飼い主がするべきではないNG行為を3つご紹介します。ついやってしまいがちな行為もありますので、ぜひチェックしてくださいね。
1.必要以上に構おうとする
愛犬に元気がない時は、必要以上に構おうとするのはやめましょう。
愛犬が心配なあまり、つい構ってしまう人も多いと思います。しかし、人間でも疲れて休みたい時に、しつこく話しかけられると嫌だなぁと思いますよね?
犬にも疲れてゆっくり休みたいと思う時があります。様子は見守りつつ、そっと休ませてあげましょう。
2.犬が休める環境を整えない
犬の元気がない時は、しっかり休める環境を整えてあげましょう。
テレビの音が大きすぎたり、外の騒がしい音が聞こえていると聴覚の鋭い犬は休むことができません。来客が来る、人の出入りが激しいなども犬にとってはストレスです。できるだけ静かな環境を整えて、犬を休ませてあげましょう。
ケージやクレートに慣れている犬なら、中に入れて布をかけ暗くしてあげるとさらに落ち着きます。
体調がすぐれない犬に配慮することが大切です。
3.普段よりもご飯をたくさん与える
犬の元気がない時に「栄養をつけさせないと!」と普段よりもご飯をたくさん与えるのはNGです。
犬の元気がない時は疲労がたまっていたり、なんらかの病気にかかっている可能性があります。そんな時は胃腸の動きも低下しがちですし、体力も落ちている場合がほとんどです。いつもより多い食事を与えてしまうと、消化不良で下痢や嘔吐を起こすことが考えられます。
犬の食欲があるなら普段どおりの食事を、食欲がなさそうであれば量を減らしたり場合によっては絶食させるなどして対応してください。
犬は1日くらいなら何も食べなくても、水が飲めていれば大丈夫です。無理に食べさせる必要はありません。
愛犬の元気がないときの接し方
愛犬に元気がない時は、まずはケガなど、明らかな体調不良がないかをチェックしてください。
- 激しい下痢や嘔吐
- ぐったりしている
- 痙攣
- 水を飲もうとしない
- 震えが止まらない
- 触ろうとすると唸る、噛もうとする
- 体温がいつもより熱い
これらの症状があれば、すぐに動物病院に相談しましょう。
明らかな症状はなく、なんとなく元気がない場合は1日ほど休ませて様子を見ます。犬が落ち着く環境を整えて、あまり構わずそっと休ませてあげてください。
散歩や食事は愛犬の様子に合わせて対応しましょう。体調が変わらないかどうかのチェックは怠らないでくださいね。疲労がたまっているだけなら、しっかり睡眠をとれば改善することがあります。
しっかり休ませても元気が回復しなければ、動物病院で診察を受けましょう。
明らかな症状がなくても病気が隠れている可能性も考えられます。いつもと様子が違うと少しでも感じたら、獣医に相談して適切な検査を受けることが大切です。
まとめ
『愛犬の元気がない時にするべきではないNG行為3選』をご紹介しました。
犬の元気がない時は、飼い主が適切な対応をしなくてはいけません。
病気であれば動物病院に行き、治療を受ける必要があります。
愛犬の体調の変化に気づくためには、普段から愛犬の様子を観察して異変を察知できるようにしておきましょう。