愛犬のテンションを下げてしまう飼い主の行動
1.しつけのトレーニング中に叱ること
しつけのトレーニング中に叱ることは、愛犬のテンションを下げてしまう飼い主の行動です。
叱ってはいけないと言われると、全然言うことを聞いてくれないのに叱っちゃいけないの?トイレじゃない場所で排泄したのに叱っちゃいけないの?と思われるかもしれません。
人は、つい感情的になって怒ってしまうことがよくありますよね。そうすると、犬を怖がらせてしまったり、気分を落ち込ませてしまったり、テンションが下がってしまうことがあります。
「怒る」と「叱る」をしっかり区別して行動することができるのであれば問題ないと思いますが、しつけのトレーニング中は、叱らない方が上手くいきやすいと思います。そして、叱るよりも「なぜ言うことを聞いてくれないのか」「なぜトイレ以外の場所で排泄をしてしまうのか」などの上手くいかない原因を突き止めた方が近道です。
叱ると犬のテンションも下がりますが、きつく叱りすぎてしまったことを反省した飼い主のテンションも下がってしまい、しつけやトレーニングへの意欲も低下してしまうものです。
2.苦手な服を着せること
苦手な服を着せることは、愛犬のテンションを下げてしまう飼い主の行動です。そもそも、なぜ愛犬に服を着せる必要があるのかについてよく考えてみましょう。
SNSに投稿する写真や動画を撮るため? オシャレをさせるため? 寒さから守るため? 体が少しでも汚れないようにするため?
愛犬に服を着せる理由や事情は様々ですよね。機能性を重視しつつも、可愛い服を着せてあげたくなるのが飼い主心だと思います。
しかし、服を着せることで愛犬のテンションが下がってしまうのであれば、服を着せること以外の方法を考えてあげなければならない場合もあると思います。
服の種類によってテンションが下がってしまう犬もいますよね。窮屈で着心地が悪い、カサカサと音が鳴って怖いなど。愛犬のテンションを下げてしまわない服選びが必要なのではないでしょうか。
3.目の前で他の犬を可愛がること
目の前で他の犬を可愛がることは、愛犬のテンションを下げてしまう飼い主の行動です。
嫉妬に狂って激怒する犬もいますが、テンションが下がってしょんぼり悲しそうな表情をする犬もいますよね。
よくあるのが、愛犬と同じ犬種に会い、飼い主のテンションが上がり、愛犬の目の前で他の犬を可愛がってしまうことです。
他の犬を可愛がる飼い主の姿を見てテンションが下がってしまう犬なのであれば、愛犬の目の前で他の犬を可愛がるのはやめた方がよいかもしれません。
私も愛犬と同じ犬種の犬に会った時はめちゃくちゃテンションが上がりますが、愛犬に悟られてしまわないよう、平常心を装っています。
4.失敗を笑ったり面白がったりすること
失敗を笑ったり面白がったりすることは、愛犬のテンションを下げてしまう飼い主の行動です。
ボールを追いかけた愛犬がすってんころりん!!(ああ…動画に撮っておけばよかった~!)などという経験ありませんか?
家族みんなで笑ったり、面白がってからかったりすると、犬は失敗してしまったことをひどく落ち込んでしまうことがあるのです。(飼い主が楽しんでくれたから良かった♡!)というポジティブな考えを持つ犬もいますが、ほとんどの犬は落ち込んでしまうと思います。
私たちだって、失敗を笑われたり面白がられたりすると嫌な気持ちになりますよね。犬が失敗してしまった時も同じなんです。「どんまい!大丈夫だよ!」と、勇気づけてあげられるとよいのではないでしょうか。
まとめ
愛犬のテンションを下げてしまう飼い主の行動を4つ解説しました。
- しつけのトレーニング中に叱ること
- 苦手な服を着せること
- 目の前で他の犬を可愛がること
- 失敗を笑ったり面白がったりすること
今回ご紹介した中に(ああ…自分もついやってしまっているな)という行動があるのではないでしょうか。
愛犬の性格をよく知ることで、テンションを下げるような行動が減らせるかもしれません。