愛犬からの印象が気になる飼い主は多数!
みなさんにとって愛犬はどんな存在でしょうか?
人はよく犬に対して「子供のような存在」「人類の友」「最高のパートナー」という言葉を使いますよね。これらの表現から、飼い主にとって愛犬はとても大切な存在だということがわかります。
では逆に、犬にとって飼い主はどんな存在なのでしょうか。
インターネットの情報を見てみると『愛犬にどう思われているかチェックする方法』『愛犬に愛されているかどうかの調べ方』といった記事が多く見られます。愛犬にどう思われているのか、気になっている飼い主さんはとても多いようですね。
それでは次に、犬は飼い主にどんな印象を持っているのかを解説していきましょう。
犬が持つ飼い主の印象とは
研究によると、犬は飼い主と見つめ合うことで幸せホルモン「オキシトシン」が脳内に分泌されたり、同族である他の犬の匂いよりも飼い主の匂いに幸福感を持つことがわかっています。
この研究結果を見ると、犬は一緒に暮らす飼い主のことが大好きなのは明らかです。犬にとって飼い主は特別な存在なのでしょう。
また普段からご飯や水を与えたり、しつけ(教育)をしたり、イタズラを叱ったり、体調が悪ければ対応するなど、飼い主が愛犬に対して行っていることを考えると、まるで人間の親子のようではありませんか?
犬は一緒に暮らして世話をされることで、飼い主のことを信頼し、頼るようになっていきます。すなわち、特別な存在であり頼る相手でもある飼い主は、愛犬にとって「家族」であり「信頼できる親」のような存在だといえるでしょう。
犬は飼い主を恋人や友達とは思っていない?
「犬が飼い主の恋人を威嚇する」という話を聞いたことはありませんか?
このような話を耳にすると「犬は飼い主を恋人だと思っている」と思う人もいるかもしれませんが、それは考えにくいでしょう。
犬が飼い主の恋人を威嚇したり間に割って入ろうとするのは、嫉妬というより「お母さんが横取りされる!」という不安からくる行動だといわれています。
その証拠に、犬は飼い主の恋人と会う頻度が増え、相手を「信頼できる存在」だと理解できれば仲良くすることができます。犬が自分を飼い主の恋人だと思っていたら、そんな風にはならないはずですよね。
また、「飼い主を友達だと思っている」という説も信憑性に欠けます。
定義は人によってそれぞれですが、友達とは「一緒に遊んで楽しく過ごす、困っていたら助け合う」ような存在のはずです。身の回りの世話やしつけをする飼い主は、友達とは少し違う存在なのではないでしょうか。
もちろん犬は飼い主と遊ぶのが大好きなので友達という一面もあるとは思いますが、やはり犬にとって飼い主は「親」のような存在だというのが一番納得ができます。
まとめ
愛犬が飼い主にどんな印象を持ち、どんな存在だと思っているのか解説しました。
愛犬家のみなさんは愛犬に話しかける時、自分自身を「パパ」や「ママ」と呼ぶ人も多いでしょう。
飼い主にとって愛犬が可愛い子供であるように、愛犬は飼い主に「親」のような印象を持っています。愛犬が自分のことを親のように信頼してくれているのは、飼い主としては嬉しいですよね。
もちろん甘やかしすぎたり人間扱いしすぎるのはよくありませんが、愛犬からの信頼に応えられる飼い主でいられるようにしましょう。