飼い主から愛されている犬が見せる可愛い仕草
1.いつまででも飼い主の顔を見つめている
飼い主から愛されている犬は、いつまででも飼い主の顔を見つめていることがあります。飼い主の顔を見つめているだけで、幸せを感じることができるからです。
大好きな相手を見つめていると、「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。オキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。犬が飼い主の顔を見つめるだけで、幸せを感じられる理由です。
そして、犬と飼い主がお互いを見つめ合う時にもオキシトシンが分泌されます。より強く幸せが感じられるポイントは「相手に自分の想いが伝わること」です。
愛犬がいつまででも飼い主の顔を見つめるのは、自分の想いを伝えるため、飼い主の想いを受け取るためです。お互いが幸せであることを願う犬の仕草なのです。
2.常に飼い主のそばに寄り添っている
飼い主から愛されている犬は、常に飼い主のそばに寄り添っていることがあります。
飼い主がソファーに座ると、犬もそっと隣に座ります。飼い主が床に寝転ぶと、犬もそっと隣に寝転びます。飼い主がベランダで洗濯物を干している時は、窓の近くで見守ります。飼い主が庭仕事をしている時は、自分も一緒に庭に出て日向ぼっこをします。
このような仕草から分かることは、飼い主のお邪魔にならないよう、そっと寄り添うということです。
キッチンで料理をしている時、キッチンに立ち入ることはせず、リビングから飼い主の様子をジッと見ています。近くへ行くことができない時も、心は常に寄り添っていたいのが犬なのです。
3.お出迎えはするけれどお見送りはしない
飼い主から愛されている犬の中には、お出迎えはするけれどお見送りはしない、という犬がいます。
愛されているから?と疑問に思われるかもしれません。これにはちゃんとした理由があります。
飼い主が出かけることにも、お留守番することにも、全く不安がないのです。安全で快適な環境で、ストレスなく安心して飼い主の帰りを待つことができるのです。
「行ってくるね!」と声をかけると、アイコンタクトをします。「いってらっしゃい!」の仕草です。ケージやベッドの中で、すっかり寝る体勢の犬もいます。自分はお留守番の準備が整っているので安心して出かけてください、の仕草です。
無関心なわけでもなく、拗ねているわけでもなく、飼い主が自分を愛してくれていることを理解しているからこそできる、信頼の証である仕草です。
4.飼い主の仕草を真似する
飼い主から愛されている犬は、飼い主の仕草を真似することがあります。
例えば、「あくびが移っちゃった!」なんてことがよくありますよね!? 調和・協調性・団結力・信頼などが関係しているのではないでしょうか。群れで暮らす動物である犬ですから、大好きな飼い主との仲間意識を高めたいという気持ちが、自然と仕草に表れてしまうのだと思います。
これは人間の場合ですが、好きな相手の仕草を真似ることには、「自分のことを意識してほしい」という心理があると言われています。犬の場合も同じなのではないでしょうか。自分を愛してくれる飼い主に対して、愛情を表現するために、仕草を真似するのかもしれません。
まとめ
飼い主から愛されている犬が見せる可愛い仕草を4つ解説しました。
- いつまででも飼い主の顔を見つめている
- 常に飼い主のそばに寄り添っている
- お出迎えはするけれどお見送りはしない
- 飼い主の仕草を真似する
他人から見ても、犬のちょっとした仕草を見るだけで、「ああ…この子は飼い主から愛されているんだな♡」ということがよく分かりますよね。
飼い主さんのことを心から信頼して愛しているということがとてもよく分かる仕草でもあると思います。