ペットロスから立ち直るヒント
1.言葉にしても大丈夫です
愛犬を亡くした悲しみは、言葉にしても大丈夫です。
友達に話してもいいですし、職場の仲間に話してもいいです。愛犬がきっかけで親しくなったSNSの友達に話してもいいです。
迷惑をかけてしまうのではないかと思い、誰にも話せず、一人で抱え込んでしまう人がいます。迷惑だなんて…そんなことありません。遠慮せず、誰かに話してください。
愛犬を亡くした悲しみは、言葉にして大丈夫です。もしかして、話せる相手がいませんか? 私は動物病院の皆さんに「お世話になりました」と挨拶に行った時、たくさん話を聞いてくださいました。こんなヒントもあります。
2.心の病気だと思わなくても大丈夫です
ペットロスになってしまったことを心の病気だと思わなくても大丈夫です。
愛犬を亡くした悲しみから抜け出せないあなたを見て、心の病気だと言う人がいるかもしれません。ご自身で(私は心の病気なんだ…)と思ってしまう人もいらっしゃると思います。しかしペットロスは自然なことであって、一時的な症状です。心の病気なんかではありません。
食欲がなくなったり、眠れなくなったり、無気力になってしまうことがあるかもしれません。そんな時は体をゆっくり休めてください。あまり周りを気にせず、自分の時間をゆっくり過ごしてください。
3.思い出に浸っても大丈夫です
愛犬が亡くなった時、愛犬との思い出に浸っても大丈夫です。
「思い出してしまうから、愛犬のものはすぐに処分した方がいい!」などと言う人がいますよね。愛犬のスペースだった場所も片づけて、部屋の模様替えをするといい、などと言う人もいます。
私は、愛犬が亡くなってからしばらく、愛犬の専用スペースだった場所に向かって「おはよう」「行ってくるね」「ただいま」「おやすみ」と声をかけていました。まだそこに愛犬がいるような気がしたからです。
そう思いたかったのだと思います。すぐに忘れようとする必要はありません。しばらく愛犬との思い出に浸る時間があっても大丈夫です。
4.自分の気持ちを日記に書いてみませんか
ペットロスになってしまった時、自分の気持ちを日記に書いてみませんか。
どうしても自分の気持ちを吐き出せないことがあります。人に話したくても上手く話せないことがあります。そんな時は、小さなノートを1冊、用意してみましょう。吐き出したいことを書きます。愛犬に言いたいことを書いてもよいです。
私のペットロス日記には「涙が止まらない」とよく書いてありました。今見返すと、とっても恥ずかしいです。
今日の日付のところに付箋を貼り、その付箋に日記を書いてもよいです。そして、その気持ちが解決された時、付箋を剥がして捨てます。全部の付箋が無くなった時、ペットロスから立ち直っていると思います。
5.愛犬に手紙を書いてみませんか
亡くなった愛犬に会いたくてたまらない時、愛犬に手紙を書いてみませんか。
私は亡くなった愛犬に手紙を書き、遺骨の横に置いておいたことがありました。愛犬が亡くなってから10日ほど経った時、その手紙が行方不明になったんです。家具の裏にも落ちていませんでしたし、家族みんなで家中を探したのですが見つかりませんでした。年末の大掃除でも見つからなかったんです。
私は、愛犬が手紙を持ってお空へ帰ったんだと思っています。持って行くなら、もっとちゃんとキレイな字で書いたのに。こんなこともペットロスから立ち直るヒントになると思います。
まとめ
ペットロスから立ち直るヒントを5つ解説しました。
- 言葉にしても大丈夫です
- 心の病気だと思わなくても大丈夫です
- 思い出に浸っても大丈夫です
- 自分の気持ちを日記に書いてみませんか
- 愛犬に手紙を書いてみませんか
正直、何よりも時間が解決するのではないかと思います。私も相当な時間がかかりました。今でも亡くなった愛犬を思うと、悲しみや後悔が蘇って涙が出ます。
今は、新しい家族(愛犬2匹と愛猫1匹)の存在も、ペットロスから立ち直るきっかけになったと思います。