寒〜い冬が到来!犬の体調不良にも気をつけて
11月に入り、少しずつ肌寒い日が増えてきました。12月にはいると冬が本格的に到来し、毎日厳しい寒さが続きます。人間はもちろん、犬たちも厳しい寒さに備えておかなければいけません。
犬は暑さよりも寒さに強いと言われていますが、すべての犬が寒さに強いわけではありません。特にシングルコート犬種や高齢犬、小型犬などは寒さの影響を受けやすく、体調を崩してしまう恐れがあります。
なるべく早い段階から室内でも寒さ対策を行い、厳しい寒さに負けないよう準備を整えておきましょう。
犬が『寒い』と感じている時の寝方3つ
犬が寒さを感じている場合、寝るときにある寝方をしていることが多いです。ここでは、犬が「寒い」と感じている時の寝方を3つご紹介します。寒さを感じている愛犬には、すぐに防寒対策を行ってあげましょう。
1.ギュッといつも以上に丸まる
犬の寝る時の基本姿勢として、丸まるような姿勢が挙げられますが、寒さを感じている場合、体温を逃さないようにといつも以上に強くギュッと丸まって眠ることが多いです。
軽く背中を丸めて眠るのではなく、お腹を隠すように頭から体まで全体を丸めるような体勢で眠ることが多くなります。
このように体温を逃さないように意識するような寝方が見られた場合は、犬が無意識で寒さを感じていることを表しています。早めに防寒対策を行いましょう。
2.毛布や布団に包まる
ソファの上に置いてあるブランケットやベッドの上に置いてある毛布などに、自分から入り包まるように眠っている場合も寒さを感じているサインです。
犬は寒さを感じると本能的に防寒しようと行動を起こします。家の中で過ごしている犬の場合は、寒さを凌げるアイテムとして毛布やブランケットを利用することが多いです。
また、中には「冬になると寒いのか、自分から寝室へ行き布団の中に潜り込んでいる」という声も聞きます。こうした行動の変化も寒さを感じているサインでしょう。
3.飼い主にピッタリと密着する
犬は野生で暮らしていた頃、仲間と密着するように体を寄せ合い暖をとっていたと言われています。そのため現在は寒さを感じると、飼い主や家族に体をピッタリと密着させて暖を取ることが多いです。
眠るとき、飼い主にピッタリと密着するような行動が増えてきたと感じたら、寒さを感じているサインです。早めに愛犬用のブランケットやペット用ホットカーペットなどを用意してあげると良いでしょう。
また、多頭飼育しているご家庭の場合は犬たちが一緒に体を寄せ合い、まるでおしくらまんじゅうのような状態になっていることも。これも寒さを感じているサインだと考えてください。
室内でも防寒対策を!おすすめの防寒対策法を紹介
寒い時期に散歩に行く際は防寒対策をしっかり行っている飼い主さんが多いです。しかし、意外と室内の防寒対策は遅れがち…。
ここではおすすめの防寒対策を紹介するので、犬を飼っているご家庭で「寒い」と愛犬からサインが見られたら、早めに取り掛かりましょう。
- エアコンの暖房機能やケノンヒーターを活用
- サーキュレーターで部屋を効率的に温める
- ペット用のホットカーペットを置いておく
- 毛布やブランケットを用意しておく
室内を暖める暖房器具には、安全性の高いエアコンの暖房機能やケノンヒーターがおすすめです。エアコンの暖房機能を使う場合は、サーキュレーターで部屋全体に暖かい空気が行き渡るように工夫すると良いでしょう。
また、ペット用ホットカーペットを用意してあげることで、通常のホットカーペットよりも安全な温度で体を温めることができます。
愛犬が気兼ねなく使えるお気に入りのブランケットなどを用意してあげることも、防寒対策の1つとして効果的ですよ。
まとめ
いかがでしたか。犬が「寒い」と感じ始めると、夏場とは違う寝方をするようになります。今回紹介したサインが見え始めたら、寒さによる体調不良を起こさないためにも、早めに防寒対策を室内でも準備し始めましょう。