一般的に言う性格的な『天然』とはどのような意味?
皆さんは性格を表す時に使われることのある『天然』という言葉には、どのようなイメージを持っていますか。
一般的にはちょっと抜けているところがあったり、話の内容をズレた意味で解釈していたり、おっとりした雰囲気を纏っている人のことを指すことが多いイメージです。
この性格的な『天然』という言葉は犬にも使われることがあり、犬種によって「この犬種は天然な子が多いよね」という話が出ることも度々あります。
ちなみに犬を『天然』と表す場合は、ちょっぴり抜けたような阿呆っぽい行動を取ったり、何も考えずに目的に向かって猛進していく様子を見せたりする様子を指していることが多いです。
天然な子が多いと言われる犬種4選
では、天然な子が多いと言われる犬種にはどのような犬種が当てはまるのでしょうか。また、なぜこれらの犬種は「天然な子が多いよね」と言われているのでしょうか。
1.ブルドッグ
日本ではフレンチブルドッグが人気の高い犬種として挙げられます。ブルドッグ犬種は、普段は落ち着いている印象を持つ子たちが比較的多い犬種です。では、なぜ天然な子が多いという印象がついているのでしょうか。
それは普段とのギャップが原因ではないかと考えられます。普段は落ち着いている印象の強いブルドッグが時々見せる愛嬌のある失敗をすると、より強く愛らしさが感じられ「天然だな」と印象を与えてしまうのでしょう。
また、ブルドッグのペチャッとした愛らしい顔立ちも天然な犬種というイメージを後押ししているのだと考えられます。
2.ゴールデンレトリバー
賢い犬種としても上位に入るゴールデンレトリバーは、賢い反面とてもエネルギッシュで明るく陽気な犬種として知られています。遊ぶことが大好きなので、子どもと一緒に家庭犬として飼われる犬種としても世界的に大人気です。
そんな明るく活発で陽気なゴールデンレトリバーは、楽しいことに夢中になりすぎるあまり、時々こちらの大爆笑を掻っ攫うようなユニークな行動や失敗をとることがあるのです。
ネット上にもゴールデンレトリバーの可笑しく可愛らしい行動が多くアップロードされており、この行動ゆえに「天然な子が多い」と言われていると考えられます。
3.シベリアンハスキー
オオカミのDNAを色濃く持っているのではと考えられているシベリアンハスキーは、強面なかっこいい犬種として知られています。しかし実はとても陽気で甘えん坊、そしてちょっぴりおバカな犬種として有名なことをご存知でしょうか。
シベリアンハスキーがちょっぴりおバカと言われているのは、頑固で難しい性格だからではありません。とても陽気で前向きな明るい性格が災いし、何度も同じ失敗を繰り返しがちだから、という可愛らしい理由からそう言われているのです。
また、ソリを引く犬として昔から活躍していた遺伝子が強く、目的に向かって突進していくような性格の犬も多いです。そのため、失敗やおかしなトラブルを招くこともあり、こうした行動から「天然な子が多い」と言われることがあるのでしょう。
4.アフガンハウンド
一見、とても上品で美しく高貴なイメージのあるアフガンハウンドは、見た目からも分かる通り走ることがとても得意な犬種として有名です。
そんな美しいアフガンハウンドですが、実は性格はとても活発で明るく、時にはいたずら好きな一面を持つ犬種なのです。そのため、自身で招くトラブルもちょっぴり多く、その様子から「天然」と称されることもあります。
また、プロのトレーナーが「最もしつけがしにくい犬種」と言うことも多く、世界一おバカな犬種として紹介されることが多いことも一因かもしれません。もちろん、しっかり主従関係を築くことで、そんなレッテルは気にならないほど賢く素晴らしいパートナーになってくれますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介した犬種もあくまで「天然な子が多い」と言われることが多いというだけであり、環境や飼い方によっては非常に賢くしっかりした犬も多くいます。
最終的には飼い主の飼い方次第で犬の性格や個性は変わっていきますので、あくまで1つの参考としてご認識ください。