犬にしてはいけない楽しめないしつけの仕方
1.長時間続けること
トレーニングを長時間続けることは、犬にしてはいけない楽しめないしつけの仕方です。
犬の集中力は、わずか5分程度とされています。だからといって、「たった5分じゃしつけにならないよ！」と思われるかもしれません。
しかし、集中力が切れてしまった犬にどんなにトレーニングを行おうとしても、飼い主の言うことに耳を傾けてくれません。飼い主にもトレーニングにも興味が薄れてしまいます。
1日5分のトレーニングを毎日行った方が、しつけは早く済みます。
集中力が続く時間は犬それぞれに違うと思いますので、愛犬の集中力が切れたな、他のことに気が向いてしまったなと感じたら、その日のトレーニングを終えてみましょう。また明日、頑張ればいいんです。
2.「何で～なの？」と言ってしまうこと
「何で分からない？」「何で出来ないの？」などと言ってしまうことは、犬にしてはいけない楽しめないしつけの仕方です。
すでに飼い主がイライラした気持ちになっていますよね。そうしたら、トレーニングは即終了するべきです。イライラした感情は全て犬に伝わります。お互いに楽しめるわけがありません。
犬に人間の言葉は分からないかもしれませんが、「何で分からないの？」「何で出来ないの？」と言われた犬は、自分を責めたり、ショックを受けて落ち込んだりします。飼い主を悲しませたり怒らせてしまったこと、喜ばせてあげることができなかったことに申し訳ないと感じてしまうからです。
愛犬にそのような悲しい思いをさせてはいけません。
3.失敗を叱りつける
トイレトレーニング中、失敗を叱りつけるのは、犬にしてはいけない楽しめないしつけの仕方です。
どんな犬でも、一度や二度は粗相をしてしまうものです。トイレの失敗は、絶対に叱りつけてはいけません。大切な家具や敷物を汚してしまうかもしれません。高価なものかもしれません。しかし、買い替えれば済むことです。愛犬の傷ついた心を取り戻すよりも簡単なことです。
トイレの失敗を叱りつけると、室内で排泄することができなくなってしまったり、排泄を何時間でも我慢するようになってしまったりすることがあります。失敗を叱りつけられたことで（ここではトイレをしてはいけないんだ）と、犬が勘違いしてしまうからです。
トイレの失敗は叱りつけることなく、「次はトイレで出来るように頑張ろうね」と、励ますような言葉をかけてあげるとよいと思います。
4.おやつばかり与える
ご褒美としておやつばかり与えるのは、犬にしてはいけない楽しめないしつけの仕方です。
一見、犬は嬉しそうに楽しそうにしているように見えるかもしれません。しかしそれは、おやつを食べることを楽しんでいるのであって、しつけを楽しんでいるわけではないかもしれません。
おやつを目の前にして、興奮している姿が楽しそうに見えるだけかもしれません。おやつではなく、トレーニングや飼い主に集中することができているかどうかを見極めなければなりません。
おやつをご褒美に与えるのは決して悪いことではありません。愛犬に何か新しいことを教える時、ほとんどの飼い主が活用していると思います。
おやつがあることでトレーニングに集中することができていない場合には、トレーニングを終えてからおやつを取り出すようにするとよいです。
まとめ
犬にしてはいけない楽しめないしつけの仕方を4つ解説しました。
- 長時間続けること
- 「何で〇〇なの？」と言ってしまうこと
- 失敗を叱りつける
- おやつばかり与える
しつけを楽しむためには、まずは、飼い主が犬のしつけの仕方をたくさん覚えることから始めてみてください。
しつけの仕方1がダメだった時、しつけの仕方2をすぐに試すことができます。愛犬の性格や個性に合わせてしつけの仕方も変えてみると、上手くいくと思います。
