愛犬が天井を見つめる理由
1.ホコリが浮遊している
犬が天井を見つめるは、ホコリが浮遊しているからです。
窓から日差しが入り込んだ時、浮遊するホコリがキラキラと光って見えるのが不思議で、天井をジッと見つめているように感じられるのです。
掃除機をかけた後はホコリが高い場所を舞っています。窓を開けている時、出入りをする空気や風によってホコリが天井高く舞い上げられます。
飼い主にはその正体がホコリであることが分かりますが、犬には正体不明の物体です。ゆらゆらと舞っていることも不思議でしょうし、キラキラと光っていることも不思議に思うのでしょう。
警戒して見つめることもありますし、興味を持って夢中で見つめることもあります。愛犬が天井を見つめている時は、飼い主も一緒によく見てみてください。キラキラと光って舞うホコリが正体だと思います。
2.屋根の上を小鳥が歩いている足音を聞いている
犬が天井を見つめるは、屋根の上を小鳥が歩いている足音を聞いてきるからです。
小鳥が屋根の上を歩いている時、私たち人間にはほとんど聞こえません。しかし、聴力に優れた犬にはハッキリと聞こえているんです。
屋根をトントンと突くような音がすれば、警戒する犬もいますし、興味を持ってワクワクした気持ちになる犬もいます。その音の正体を探るため、天井を見つめているのです。
ん？何だ！？といった感じで首をかしげるような仕草をすることもあります。気になって仕方がないのです。
愛犬が天井を見つめている時、飼い主もよく耳を澄ませてみてください。足音がするかもしれませんし、鳴き声がすることもあるかもしれません。小鳥の正体が分かったら「あれは〇〇だよ」と、愛犬にも鳥の名前を教えてあげるとよいと思います。
3.虫が止まっている
犬が天井を見つめるは、虫が止まっているからです。
飼い主にもよく見えづらい虫で言えば、蚊が止まっていることがよくあります。昼間は天井や壁で休んでいるのだそうです。
ハエや蜘蛛であれば飼い主にもよく見える虫なのですが、天井の色や照明の光具合によっては見えづらいことがありますよね。
犬は動体視力に優れた動物です。ハエや蜘蛛がほんの少し手足を動かしただけでも感知することができます。
予防薬の投与をされていらっしゃると思いますが、フィラリアを媒介する蚊は室内に侵入してほしくない虫ですよね。
虫が苦手な方もいらっしゃると思います。愛犬が天井を見つめている時、ただジッと見つめるだけではなく、何となく目で追っていることがあります。虫である可能性が高いです。
4.天井裏に何か潜んでいる…
犬が天井を見つめるは、天井裏に何か潜んでいるからかもしれません。
あまり考えたくはないのですが、蜂が巣作りを始めようとしていたり、ネズミが徘徊していたり、嬉しくはない訪問者がいることがあります。
蜂やネズミも数が少なければ、天井裏を徘徊する音が飼い主に聞こえることはないかもしれません。しかし、やはり聴力に優れた犬にはハッキリと聞こえてしまうのです。
人や犬の命を奪うほど危険な蜂もいます。気づかぬうちに天井裏に巨大な巣を作って暮らしていることがあります。
愛犬が天井を見つめている時、耳をしきりに動かして、音を聞き取ろうとしていることがあります。天井裏に何か…と気配を感じることがあれば、ぜひ点検してみてはいかがでしょうか。
まとめ
愛犬が天井を見つめる理由を4つ解説しました。
- ホコリが浮遊している
- 屋根の上を小鳥が歩いている足音を聞いている
- 虫が止まっている
- 天井裏に何か潜んでいる…
霊が見えるのでは！？なんて一度は考えたことがありますよね。飼い主も愛犬と同じように天井を見つめながら、じっくり見たり聞いたりしてみてください。正体が判明することがあります。
