愛犬が飼い主に期待をしている時の仕草や態度
1.近距離でお座り
愛犬が飼い主に期待をしている時、近距離でお座りすることがあります。
嬉しい出来事が起こることを期待して、飼い主の「お座り」の声よりも先に自らお座りしてしまうのです。
あまりにも近距離すぎて、首がおかしくなるんじゃないか!?と心配されるほど、飼い主の顔を見上げなければならないことがあります。
犬の首は意外と可動域が広いので、それほど心配する必要はありません。飼い主が座ってあげると、犬の首も楽になると思います。
2.落ち着きがなくなる
愛犬が飼い主に期待をしている時、そわそわと落ち着きがなくなってしまうことがあります。
期待している何かが、おそらく食べ物なのではないでしょうか。例えば、さつまいもを加熱している時、甘くていい香りが漂いますよね。
香りを嗅いだ時、「今日のおやつはさつまいもだ♡」と期待して、落ち着きがなくなるのです。
3.後をついて回る
愛犬が飼い主に期待をしている時、後をついて回ることがあります。
いつ、どこで嬉しい出来事が起こるか予測することができないため、とにかく後をついて回ることで飼い主の行動を監視していたいのです。呼ばれた時、サッと飼い主の元に行くことができますもんね。
後をついて回る時の犬の動きには2パターンあります。距離を保ちながらそーっと後をついて回るタイプ、飼い主の足元にまとわりつくタイプです。
飼い主の行動をある程度予測することができる犬は、(寝室からリビングに行くだろうな)と考え、先回りすることもあるようです。
4.玄関に下りて待つ
愛犬が飼い主に期待をしている時、玄関に下りて待つことがあります。
これは、お散歩を期待している時です。玄関に下りて待ち、ドアが開くのを待っているのです。
まさか愛犬がいるとは知らず、外から帰って来た家族がドアを開けてしまって脱走!なんて話もよく聞きます。早くお散歩に行きたくて仕方がなかったのでしょう。
癖になってしまわないようにするために、玄関に行かないようにする、ペットゲートを設置するなど、脱走防止のための対策が必要かもしれません。
5.食器の前で待つ
愛犬が飼い主に期待をしている時、食器の前で待つことがあります。
これは、ごはんが出てくるのを期待しているのでしょう。「お散歩に行ってごはん」という習慣がある場合、帰宅してすぐ、食器の前で待っています。
おやつをおねだりする時にも食器の前で待つ犬がいるようです。ここで待っていれば食べ物がもらえる、と覚えているからだと思います。
6.棚の前で待つ
愛犬が飼い主に期待をしている時、棚の前で待つことがあります。
これは、その棚の中におやつが入っていることを知っているからでしょう。私もよく「ここをあけてごらん?」と誘われることがあります。
引き出しの場合、手先や鼻先を器用に使って開けてしまうことがあるようです。中型犬以上であると、おやつの袋を噛みちぎり、中のおやつだけ食べてしまっているのだそうです。
賢く器用な愛犬には、おやつの盗み食い対策も徹底しておきたいですよね。
まとめ
愛犬が飼い主に期待をしている時の仕草や態度を6つ解説しました。
- 近距離でお座り
- 落ち着きがなくなる
- 後をついて回る
- 玄関に下りて待つ
- 食器の前で待つ
- 棚の前で待つ
愛犬が飼い主に期待していることの多くは、お散歩・遊び・おやつ・ごはんなどですが、撫でてもらったり、抱っこしてもらったりすることを期待している犬もいます。
よい事なら愛犬の期待にたくさん応えてあげたいですよね。わがままな要求にはなるべく応えないようにするなど、対応の見極めも必要かもしれません。