犬がよくする『無遠慮な行動』4選

犬がよくする『無遠慮な行動』4選

犬は繊細さを持つ動物でありながら、時には無遠慮だと感じられるような行動を取ることもあります。ほかの犬や他人とトラブルにならないよう、十分注意が必要です。

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1.においをしつこく嗅ぐ

コーギーとプードルのパピー

犬にとってにおいを嗅ぐことは、ごく自然な行動で様々なシーンで行われるものです。特に、対峙した相手のことを知りたいときやあいさつをしたいときに、においを嗅ぐことがあります。犬同士でにおいを嗅ぎ合うことはもちろん、人のにおいを嗅いで相手を把握することもあります。

しかし、あまりにもしつこくにおいを嗅ぎ続けていると相手の犬が怒り出すこともありますし、人の場合でも不快感を抱かせてしまう可能性があります。

犬は単純に興味や好奇心からにおいを嗅いでいるだけですが、においを嗅がれることを嫌がる相手がいるということも知っておくべきでしょう。

散歩中に他の犬と会ったときや、自宅に来客があったときなどは、犬がにおいを嗅ぎすぎて無礼な態度を取ってしまわないように、飼い主さんが止めるなどの対応を取ることも必要です。

2.相手に飛びつく

人の足に飛びついている犬

犬は喜んだり興奮したりすると、相手に対して飛びついてしまうことがあります。大好きな人に会ってうれしくなって思わず飛びついてしまったり、他の犬と遊びたい気持ちが強すぎて体当たりのようにして飛びついてしまったりすることはめずらしくありません。

しかし、人に対して飛びつくと相手次第では怖がらせてしまうこともありますし、子供や高齢者の場合は押し倒して怪我をさせてしまうことも考えられます。また、大切な洋服を汚したり傷つけたりする可能性もあるので、できるだけ飛びつきはしないようにしつけておくといいでしょう。

また、ほかの犬に対しても、飛びつくことで「喧嘩を売っている」と勘違いされることがあるので危険です。遊びたいときは、まずあいさつをしたり、プレイバウなどのボディランゲージで遊びに誘ったりすることを覚えさせることが大切です。

3.おもちゃや食べものを横取りする

おもちゃをくわえている2頭の犬

特に他の犬に対する無遠慮な行動として、おもちゃや食べものなどを横取りするというものが挙げられます。他の犬が先に遊んでいるおもちゃを勝手に取りに行って独り占めしたり、食べているご飯やガムなどのおやつを横取りしたりする犬がいます。

しかし、おもちゃや食べものといった物が絡むと、大きなトラブルにつながる可能性があるので気をつけなければなりません。相手の気質や状況次第では、本気の攻撃を受けることも十分考えられるので、横取りするような場面を作らないようにしましょう。

4.強引でわがままな態度を取る

本を読む少女の邪魔をする犬

犬は自分の感情を相手に対して、強引に押しつけるような態度を取ることがあります。おもちゃの横取りなども同じですが、飼い主さんが本を読んでいるときにその上に座ってきたり、通りたい場所に他の人や犬がいてもおかまいなしに体を入れてきたり、といった行動も見られます。

相手が飼い主さんであれば「全くもう」と思いつつも可愛らしい行動と捉えられますが、犬が相手の場合は喧嘩やトラブルの原因になりかねません。

まとめ

舌を出しているノーフォーク

ここで紹介したように、犬は人や他の犬に対して「失礼」とも言える無遠慮な行動や態度をすることがあります。ちょっとした行動であれば、笑って済ませられると思いますが、状況や相手次第では大きなトラブルにつながる可能性もあるので気をつけなければなりません。

犬の無遠慮な態度が目につくようになったら、愛犬がトラブルを起こしたり愛犬自身が傷つくようなことになったりしないように、きちんとしつけをしてあげるようにしましょう。

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