犬は家族のことをどう思っている?
飼い主は愛犬のことを「家族」「我が子」「パートナー」と思っている人がほとんどなのではないでしょうか。「友達」「親友」「恋人」のように思っている人もいらっしゃると思います。
愛犬は飼い主にとって大切な家族の一員ですよね。愛犬はどう思っているでしょうか。飼い主や家族のことを「家族」と思ってくれているのでしょうか。
1.生活を共にする仲間
犬にとって家族とは、生活を共にする仲間なのではないでしょうか。
- 朝一緒に起きる
- 朝のお散歩に行く
- 朝ごはんを食べる
- それぞれの仕事へ行く(犬はお留守番が仕事)
- 帰宅して、夕夜のお散歩に行く
- 夕夜ごはんを食べる
- お風呂に入る(犬はブラッシングなど)
- 夜は一緒に眠る
大体このような流れで1日を犬と人が同じように過ごしていますよね。
ライフスタイルはそれぞれの家庭によって違いますが、犬は飼い主や家族に合わせて生活を送っています。飼い主や家族が犬に合わせることもあります。
犬にとって家族とは、生活を共にする仲間だからこそ、自分だけ違ったライフスタイルを送ろうとはしないのだと思います。
飼い主の夜更かしにも朝寝坊にも付き合ってくれることがありますよね。
2.親や兄弟姉妹
犬にとって家族とは、親や兄弟姉妹とあまり変わりのない存在なのではないでしょうか。
飼い主は自分のことをママやパパと呼びますが、犬も飼い主のことをママやパパだと思っているかもしれません。
家族に迎えられる前は、母犬や兄弟姉妹と一緒に過ごしていました。パパ犬も一緒に過ごしていたかもしれません。
家族に迎えられた時、母犬が人間のママやパパになり、犬の兄弟姉妹から人間のお兄ちゃんやお姉ちゃんができることがあります。後から弟や妹が生まれることもあります。
生まれた時の家族は犬同士でしたが、母犬の元を離れ、人間の家族に迎えられます。
母犬が愛してくれたように、人間のママやパパも愛してくれます。犬の兄弟姉妹と同じように、人間の兄弟姉妹と仲良く遊んだり、時には喧嘩をしたりします。
犬にとって家族とは、母犬から人間へと託された後も、親や兄弟姉妹とあまり変わりのない存在だと感じてくれていたら嬉しいですよね。
3.生きるためのパートナー
犬にとって家族とは、生きるためのパートナーなのではないでしょうか。
犬と人が家族として共に生活するようになったのは、もう1万年以上も前のことです。犬を飼っている人も飼っていない人も、犬の姿を見ない日があるでしょうか。犬の鳴き声を聞かない日があるでしょうか。
犬が人を生きるためのパートナーとしたのには理由があります。狩りに成功しやすく、ほぼ毎日のように食料を得ることができるからです。自分が狩りに失敗したとしても、人間が食べ物を分け与えてくれるからです。
現代では、スーパーやコンビニやホームセンターなど、どこへ行っても必ず犬用の食品や日用品が売られています。お住まいの地域にはいくつ動物病院があるでしょうか。犬がどれほど身近な存在なのかがよく分かりますよね。
犬と暮らし始めて数十年。今では犬のいない生活なんて考えられません。飼い主のみなさんも同じことを考えたことがあるのではないでしょうか。
犬にとっても人間にとっても、お互いを家族とし、欠かすことのできない生きるためのパートナーなのではないでしょうか。
4.それぞれに役割のある存在
犬にとって家族とは、それぞれに役割のある存在なのではないでしょうか。
- お散歩に連れて行ってくれる人
- ごはんをくれる人
- おやつをくれる人
- 遊んでくれる人
- 一緒に寝る人
主にこのような役割がありますよね。
パパがお散歩の係、ママがごはんの係、おやつと遊びは子供たちの係といった感じが多いのではないでしょうか。
- グルーミングをする
- カットに連れて行く
- ケージの掃除、
- トイレの掃除とシーツの取り換え
- ベッドやブランケットを洗って干す
- 動物病院へ連れて行く
もしかすると、一番多くの役割を担っているのはママかもしれません。
私が子供の頃に一番嬉しかったのは、愛犬が私を「一緒に寝る係」に選んでくれたことです。生涯ずっと私のベッドで一緒に寝ていました。
犬にとって家族とは、自分のお世話をしてくれる存在なのかもしれません。
まとめ
犬にとって家族とは、どういった存在なのかを4つ解説しました。
- 生活を共にする仲間
- 親や兄弟姉妹
- 生きるためのパートナー
- それぞれに役割のある存在
この4つは、家族と他の好きな人との大きな違いでもあると思います。
他の好きな人とは生活を共にしませんし、生きるためのパートナーでもありません。毎日一緒でなくてもいいのです。たまに会えるから嬉しいのです。