犬が拗ねている時の仕草とは?
「あれ?もしかして拗ねているの?」と感じる犬の仕草は、まるで人間のようですね。
犬によって拗ねた時の行動は異なりますが、ここではよく見かけられる犬が拗ねた時の仕草には以下のようなものがあげられます。
- ふて寝
- 呼んでも来ない
- 寂しそうに見てくる
- いたずらをする
- 吠える
- 身を隠す
これらのような態度や仕草を目にした時は、もしかしたら飼い主さんの行動が原因でそのような仕草をさせてしまっているのかもしれません。
状況によっては叱りたくなるかもしれませんが、犬なりに訴えたいことがその仕草に表れていますので、愛犬の訴えに注目して対応しましょう。
犬が拗ねてしまう飼い主の行動
犬が拗ねた仕草を見せた時は、「なぜそうなってしまったのか?」とその原因を考えることが大切です。
ぜひ以下の内容に思い当たる点がないか、確かめてみてください。
1.構ってくれない
飼い主さんと遊ぶのが大好きな犬は、いつものように遊んでくれないと寂しさを感じてしまいます。不満が募ってしまうと、犬も「何で構ってくれないの?」と拗ねてしまうでしょう。
構ったつもりでも、スマホやテレビを見ながらなど、ながら遊びに不満を感じる犬もいます。もし心当たりがある場合は、愛犬と濃密な時間を作れるようぜひ工夫をしましょう。
2.散歩に連れて行ってくれない
「そろそろ散歩の時間かも」と期待していたのに、飼い主さんがちっとも誘ってくれない時も拗ねてしまう犬がたくさんいます。「プイッ」と不貞腐れてしまう犬、悲しい目で見つめてくる犬など表現は色々ですね。
天候が悪くて散歩に行けない時も残念な表情をする犬が多いですが、そんな時は家の中でできる遊びで楽しませてあげましょう。
3.欲しいものをくれない
犬の欲求に飼い主さんが付き合ってくれない時にも、拗ねてしまうものですね。特に「おやつが欲しい」「ご飯を食べたい」といった食べ物への執着が大きい犬ほど、もらえなかった時は拗ねてしまうものです。
あげるフリをして犬にあげない、というからかい行動はNGです。
4.苦手なことをさせる
洋服やレインコートを着せた時、シャンプーをした時、動物病院へ行った時など、犬が苦手なことをさせた後も拗ねてしまう犬はとても多いです。しょんぼりとした表情でしばらく元気を失くす犬もいますね。
仕方ないとはいえ、ちょっと気の毒な気持ちになってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
5.叱られたから
当然かもしれませんが、飼い主さんに叱られた後はほとんどの犬がしょんぼりと拗ねてしまうでしょう。ただ、あまりにも激しく叱ると、そのショックで元気を失う犬もいます。
もちろんですが、怒鳴ったり暴力を振るったりすることもNGです。叱るのは簡潔に「ダメ!」とその場で伝えるのみにとどめて、しつけを行ってみてください。
犬が拗ねた時の対処法
では、犬が拗ねてしまったらどう対応すれば良いのでしょうか。犬のご機嫌を取った方がいいのか、あるいは別の方法を取るべきか、迷ってしまうかもしれません。
そんな時はぜひ、ここでまとめた対処法を参考にしてください。
そっとしておく
犬が拗ねてしまったとしても、慌てることなくそっと様子をみましょう。
拗ねたように見えただけで、実は眠かっただけの場合もあります。
遊びに誘う
「最近あまり遊んでいないな」と感じた時は、飼い主さんから遊びに誘ってあげましょう。しょんぼりした犬も、すぐに元気になるはずです。
まずは信頼関係を築き直してから、またトレーニングに励んでみてください。
散歩に連れ出す
お散歩が大好きな犬であれば、ぜひ誘ってあげましょう。いつもと違うコースを歩くだけでも刺激的な体験になり、犬のストレスも解消されます。
楽しい記憶によってネガティブな記憶を塗り替えてしまえば、さっきまで拗ねていたことなど忘れてしまうでしょう。
まとめ
犬が拗ねてしまう大半の理由が、飼い主の行動に原因があります。犬を叱ったりしつけようとするだけでなく、必ずご自身の行動に原因がないかを確認する必要があります。
メリハリのあるしつけを行い、愛犬とのコミュニケーション方法や頻度もぜひ定期的に見直しましょう。