犬が飼い主にイジワルされたと感じてしまう行動
1.雨の日に飼い主だけ出かける
雨の日に飼い主だけ出かけると、犬は「飼い主にイジワルされた」と感じてしまうことがあります。
『今日は雨だからお散歩は無し』のはずなのに、自分だけ出かけるなんでずるい!と感じているのです。
雨の日の朝に限っては、仕事に出かける飼い主の見送りをしないという犬もいます。イジワルされたと感じて拗ねてしまうのです。
泥んこになった手足を洗うのも大変ですし、濡れた体を乾かすのにも時間がかかります。飼い主にとっては面倒な日です。犬にとっては楽しみを奪われてしまう日であり、急に飼い主にイジワルされたと感じて落ち込んでしまう日でもあります。
小雨程度であれば、レインコートを着てお散歩に行ってみてはいかがでしょうか。雨の日のお散歩も意外と楽しいものです。犬用のレイングッズがあると便利ですし、お手入れも楽になっておすすめです。
2.おもちゃを洗濯して干す
愛犬がいつも遊んでいるおもちゃを洗濯して干していると、犬は飼い主にイジワルされたと感じてしまうことがあります。
犬の目の前に大好きなおもちゃがぶら下がっているわけです。立ち上がったって届きませんし、ジャンプしたって全然高さが足りません。
あんなところにおもちゃを置くなんてイジワルだな、と感じているのです。
衛生面を考えると、水洗いが可能なおもちゃは定期的に洗って日干ししたくなりますよね。洗濯したおもちゃは、愛犬の目の届かないところに干しておくとよいと思います。
目に見えると、どうしてもおもちゃを取りたくなってしまうんです。「取ってよ~!」と、いつまでも吠え続ける犬もいますし、ジャンプして取ろうとすると怪我の恐れもあって危険です。
3.いつまで待てるか時間を計る
ごはんやおやつを与える時、「待て!」と言ったまま、いつまで待てるかな~と時間を計っていると、犬は飼い主にイジワルされたと感じてしまうことがあります。
ごはんやおやつの前に「待て」をさせる理由は何でしょうか。興奮している犬を落ち着かせたいからなのであれば、余計に煽ってしまうことがありますので注意が必要です。待たされて、早く食べたくて、興奮が高まってしまうのです。
飼い主が指示を出して愛犬が従う、というコミュニケーションとしての「待て」なのであればよいと思います。耐久テストのような時間を計る「待て」は、犬が飼い主にイジワルされたと感じてしまいやすいので控えましょう。
4.見知らぬ犬を可愛がる
飼い主が見知らぬ犬を可愛がっていると、犬は飼い主にイジワルされたと感じてしまうことがあります。
もともと独占欲が強い性格で嫉妬しやすかったり、飼い主への依存心が高まっていたりすると、何で他の犬を可愛がるの!?と、機嫌を悪くしてしまいやすのです。
とくに愛犬と同じ犬種に出会うと、つい可愛がってしまいますよね。犬種特有の犬が喜ぶポイントも分かっているためか、見知らぬ犬ともすぐに仲良くなってしまうところが愛犬の嫉妬心を掻き立ててしまうのかもしれません。
飼い主にイジワルされた…と、愛犬が悲しんだり機嫌を悪くしたりすることがあるため、見知らぬ犬とのスキンシップは少なめにしておいた方がよさそうです。
まとめ
犬が飼い主にイジワルされたと感じてしまう行動を4つ解説しました。
- 雨の日に飼い主だけ出かける
- おもちゃを洗濯して干す
- いつまで待てるか時間を計る
- 見知らぬ犬を可愛がる
飼い主にとっては、どれもイジワルしているつもりはない行動ですよね。
雨の日に出かけることやおもちゃを洗濯して干すことに対しては、上手く理解してもらえるように声かけをするとよいのではないでしょうか。