犬がマダニに刺された時に現れる症状3選
マダニは森林や草地、畑や河川敷など緑がある場所に生息している固い外皮に覆われた生き物で、動物の血液を栄養源としています。
マダニ自体が多くの病気をもっている寄生虫のため、犬が刺されてしまうと様々な症状が現れてしまいます。
マダニが活発に活動する期間は春から秋にかけて。この時期は特に注意が必要になる時期です。マダニに刺されてしまうと、軽い症状だけでなく、ときには命にかかわる病気になってしまうこともある恐ろしいものです。
駆除薬などで予防している飼い主さんが多いとは思いますが、万が一に備えて犬がマダニに刺された時に現れる症状をお伝えいたします。
1.貧血
犬がマダニに刺されてしまった時、貧血の症状が現れることがあります。特に体の小さな小型犬は危険度が高くなります。
犬の貧血の初期症状は元気消失、食欲減退など。進行していくと歯茎などの粘膜の色が白っぽく変色し呼吸が荒くなってきます。
小型犬でなくても大量のマダニに寄生され、長期間または大量に吸血されてしまうと、どんな犬でも貧血を起こしてしまう危険性が高くなります。
2.皮膚炎
マダニに刺された犬は皮膚炎を起こすことも多々あります。マダニが犬の皮膚から吸血する時に唾液が体内に注入され、それがアレルゲンとなりアレルギー反応を引き起こしてしまうのです。
皮膚が炎症すると共に強烈な痒みが発症すると言われています。マダニに刺された跡は赤く腫れあがり、しこりが残ることもあるようです。
3.感染症
マダニは多くの病原体を媒介するため刺されてしまうと感染症を発症する危険性があります。
- 犬バベシア症
- ライム病
- 日本紅斑熱
- SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
マダニの感染症の中で犬に一番多く発症するのが犬バベシア症になります。感染してしまった犬は貧血や発熱、食欲減退などの症状が現れます。急性の場合は黄疸や衰弱により、命を落としてしまう危険性もあるとても怖い病気になります。
その他の感染症も発熱や全身の発疹などの症状が現れ、重篤化するとやはり命を落とす危険性もあり人に感染する恐れもあるため非常に怖い病気です。
感染症はマダニの吸血開始から48時間以内であれば病気を媒介する危険が低くなるため、気づいた時すぐに対処する必要があります。
犬がマダニに刺された時にすぐにするべき対処法
至急動物病院へ
愛犬がマダニに刺されているのを見つけた場合、出来る限り早く動物病院に連れて行き適切に処置してもらうのが一番になります。
マダニは犬の皮膚の奥まで牙をくい込ませて吸血するため、飼い主さんが無理に取ろうとするとマダニの頭部だけが愛犬の皮膚に残ってしまい、かえって重症化してしまう危険性があるからです。
また、マダニは犬だけでなく飼い主さんにも感染する危険性があるため、飼い主さん自身も危険です。愛犬がマダニに刺され感染している場合、早ければ早いほど重症化を防ぐことができるので至急動物病院に連れて行きましょう。
愛犬をマダニから守る方法は?
1.お散歩後のお手入れ
マダニは草が生えている場所であれば、どこにいても不思議ではありません。草むらをなどを避けてお散歩するのもマダニ予防のひとつではありますが、自然の中をお散歩した後はブラッシングしながらマダニがいないか確認しましょう。
犬の体の中でマダニが付きやすいのは耳やお尻周り、胸や内股など被毛が少ない部位になります。特にこの辺りを中心的にしっかりとチェックしましょう。
2.予防薬・駆除薬を使用する
多くの飼い主さんが使用されているかと思いますが、動物病院で予防薬・駆除薬を処方してもらうと安心でしょう。マダニが活発に活動するのは春から秋と言われていますが、一年中生息している生き物でもあります。
お住まいの地域や愛犬と飼い主さんのライフスタイルによって、予防薬・駆除薬を使用する期間は異なるとものになると思います。皮膚に垂らすスポットタイプや飲ませる錠剤などがあるので獣医さんと相談して決めましょう。
まとめ
愛犬がマダニに刺されてしまわないよう日々の予防も大切になると思います。駆除薬を飲ませていたとしても、自然が多い場所をお散歩した日は入念にチェックしてあげましょう。また万が一刺されてしまった場合は慌てずに至急動物病院に行きましょうね。