犬のモチベーションを上げる方法
1.家族みんなで参加すること
愛犬のしつけを行う時、犬のモチベーションを上げる方法は、家族みんなで参加することです。
犬が指示に従うことができた時、家族みんなで喜んであげてください。犬は家族が喜ぶ姿が大好きです。また家族を喜ばせたい!という気持ちが強くなり、モチベーションが上がります。
ただし、しつけの最中は家族みんなで指示を出すのではなく、犬に指示を出す人を一人決めます。あっちからもこっちからも指示を出してしまうと、犬を混乱させてしまうからです。
今日はお父さんが指示を出す係、明日はお姉ちゃんが指示を出す係など、日替わりになるのはOKです。
2.失敗も楽しむこと
愛犬のしつけを行う時、犬のモチベーションを上げる方法は、失敗も楽しむことです。
犬が失敗したり、上手くできなかったりした時でも「惜しかったね~」と、楽しむ飼い主の姿を見せてあげることができると、犬のモチベーションが上がります。「もう少し!次は上手くできるよ!」など、失敗してもポジティブな言葉をかけてあげてください。犬のモチベーションが上がり、どんどんやる気になってくれます。
飼い主がよくやりがちなのですが、犬が失敗してしまった時、ガッカリした表情を見せたり、失敗を叱ったりすることはNGです。もう今日はいいや…とイライラしてしまうと、犬のモチベーションは下がってしまいます。
どんなに失敗してもしつけに向き合ってくれる犬に育てるためには、まずは飼い主がしつけを楽しむことが大切です。
3.練習の最後にたくさん褒めてあげること
愛犬のしつけを行う時、犬のモチベーションを上げる方法は、しつけのための練習の最後にたくさん褒めてあげることです。
犬は飼い主から「今日もよく出来たね」「いつも最後まで頑張ってくれてありがとう」と褒められると、次も頑張ろう!とモチベーションが上がります。
一度も成功できなかった日も、失敗ばかりだった日も、集中することができなかった日も、練習を頑張ったということを犬は褒めてもらいたいのです。
しつけは今日だけのことではありませんし、今日成功しても明日は失敗することだってあります。何年もできていたことが急にできなくなってしまうこともあります。
しつけは成功した日に終わりではありません。また次に繋げるためのモチベーションを上げてもらうために、最中だけではなく最後にもたくさん褒めてあげてください。
4.ご褒美におやつを与えること
愛犬のしつけを行う時、犬のモチベーションを上げる方法は、ご褒美におやつを与えることです。
できればおやつは使いたくないな…と考える飼い主もいらっしゃると思いますが、おやつに勝るご褒美はない、と言っても過言ではありません。
お手・おかわり・回れ・ハイファイブなどは、しつけではなく芸のひとつです。初めに教えるものでもあると思います。待て・止まれ・戻れ・放せなどの犬の安全と命を守るためのしつけとは目的が違い、飼い主とのスキンシップやコミュニケーションを目的として教えるのが芸です。
どちらを教える場合にも犬のモチベーションを上げるためにおやつを有効活用することは間違いではありません。愛犬と飼い主が楽しくしつけを行えるのであれば、ぜひ活用してみてください。
まとめ
犬のモチベーションを上げる方法を4つ解説しました。
- 家族みんなで参加すること
- 失敗も楽しむこと
- 練習の最後にたくさん褒めてあげること
- ご褒美におやつを与えること
しつけは上手くいかないことの方が多いと思います。だからこそ、まずは飼い主が楽しんでみてください。
犬は飼い主が楽しんでいると自分もやってみたくなります。飼い主が嬉しそうにしているとモチベーションが上がります。失敗が続いた時も笑顔で明るく接してあげてください。
犬の集中力はそう長く続きません。わずか5分とも言われています。根気強さは必要ですが、集中力がない日やモチベーションが下がっている日は諦めも必要かもしれません。