犬がよくする賢い行動
1.食べたいものを食べるために仮病を使う
犬がよくする賢い行動は、食べたいものを食べるために仮病を使うことです。
愛犬が急にごはんを食べなくなってしまった時、具合が悪いのではないかと心配し、動物病院へ行こうかどうかを悩んだことがあるのではないでしょうか。
- 今のごはんに飽きたから他のごはんが食べたい
- ごはんではなくおやつが食べたい
- ドッグフードではなく飼い主の食べ物が食べたい
- 昨日食べた特別なごはんが今日も食べたい
このような理由から仮病を使うことがあります。
どうにか食べてもらいたい飼い主は、食材のトッピングをしたり、ウェットフードを用意したり、おやつでも食べてくれるなら…といって与えたりするものですよね。動物病院へ行くと、獣医さんからも「食べやすいように工夫してあげてください」と言われることがあります。
お腹は空いているけれども我慢して食べずにいれば、食べたいものが食べられるということを分かっていて仮病を使うのです。
2.もう歩きたくなくて手足が痛いふりをする
犬がよくする賢い行動は、お散歩の途中、もう歩きたくなくて手足が痛いふりをすることです。
地面につかないように手足を上げたまま歩いたり、手足を上げたまま立ち止まったり、手足を引きずるように歩くなどすることがあります。
私もよく騙されました。検査を受けても異常が見つからず、1日の間に動物病院を何件か回ったこともありました。
お散歩の時以外は通常通り歩くことができるのであれば、おそらく手足が痛いふりをしているだけです。私の愛犬の場合、一昨日は右足、昨日は左手、今日は右手というように、痛いふりをする手足を変えるというズル賢さを持っています。
3.人に合わせて歩くことができる
犬がよくする賢い行動は、お散歩の時、人に合わせて歩くことができることです。
とくに複数の家族と暮らしている犬によく見られます。子供と歩く時は、自分が子供を安全な方へ誘導するかのように歩きます。お年寄りと歩く時は同じスピードでゆったりと歩きます。
健康で元気な若い飼い主と歩く時は、リードの引っ張り癖があるのに…と思うことがありますよね。歩きたくないとわがままを言ったり、抱っこをおねだりしたりできる家族を見分けることができるようです。
私が胃痛で苦しんでいる時、「今日はゆっくり歩いてね」とお願いしたところ、本当にゆっくり歩いてくれた時は感動しました。病気をした時、怪我をした時、みなさんにも同じ経験があるのではないでしょうか。
4.人によって態度を変える
犬がよくする賢い行動は、人によって態度を変えることです。
犬が最も愛想よくする相手は、やはりおやつをくれる人なのではないでしょうか。次にお散歩に連れて行ってくれる人かなと思います。
ケージやトイレをお掃除したり、動物病院へ連れて行ったり、爪切りやシャンプーをする人は最も塩対応されやすいのではないでしょうか。
朝早く家を出て夜遅くに帰ってくるお父さんが家族の中で一番好き♡という犬がいますが、一緒にいる時間が短いのになぜ…と不思議に思いませんか?実は夜中にこっそり夜食を共にしている可能性があるのではないかと思います。
まとめ
犬がよくする賢い行動を4つ解説しました。
- 食べたいものを食べるために仮病を使う
- もう歩きたくなくて手足が痛いふりをする
- 人に合わせて歩くことができる
- 人によって態度を変える
犬は自分に対する人の行動や態度によって、どのようにしたら良いことが起こるのか、どのようにしたら叱られるのかを十分に理解しているからこそ賢い行動ができるのではないでしょうか。