犬が幸せを感じる瞬間とは
日常生活の中で、犬が「幸せ」と感じる瞬間とは一体どのような時なのでしょうか。
1.一緒に散歩をしているとき
犬種によりますが、犬は一日にある程度の運動量を必要としています。じっと室内にいるだけでは運動不足により肥満になってしまいますし、なによりもともと運動が必要な動物なので、運動できないことで強いストレスを感じてしまうでしょう。
そのため、「散歩」という言葉を聞いたり、リードの金具に似た音を聞いただけで散歩と勘違いして喜んで大はしゃぎしてしまったりするくらい、散歩を楽しみにしているのです。
しかしそんな犬でも、ただ外に出るだけでなく大好きな飼い主さんと一緒に歩いたり、歩いている最中にお話しをしたりするとなおうれしくなるようです。高くしっぽを持ち上げてふりふりと動かしたり、じっと飼い主さんを見つめて歩いているときは「うれしいよ」と伝えてくれているんですね。
シニア犬になって一緒に歩くことができなくなっても、カートに乗せてあげて外気浴などしながら一緒に歩いてみてください。犬たちの表情が穏やかなものになるでしょう。
2.スキンシップをしているとき
犬たちは飼い主さんとのスキンシップが大好きです。頭や胸元、背中やお腹などよしよしと撫でてあげるとうっとりとしながら寝てしまう犬もいるほどです。大好きな飼い主さんと体の一部を触れさせてもらいたくて、ソファやベッドなどで体を摺り寄せてきたり一緒に寝ようとする場合も。
撫でているうちにうとうとと眠ってしまう犬は、大好きな飼い主さんとのスキンシップに大満足している状態です。この上ない安心と幸せを感じていてくれると思うと、飼い主としてもうれしくなりますね。
また、ブラッシングやグルーミングも大事なスキンシップの時間。こちらは犬の慣れも必要なことですが、飼い主さんにブラッシングをしてもらうと気持ちいい、褒めてもらえるということが分かれば、犬もブラシが大好きになります。ブラッシングしている最中にごろりと寝転がってしまう場合は、ブラシが気持ちいいというサインですね。
3.食べ物をもらうとき
これはひょっとしたら「犬が幸せと感じる瞬間」のダントツ1位の瞬間かもしれません。
犬は食べることが大好きです。食性からも犬たちは大量に食いだめをすることができるほど、「食べる」ことに貪欲です。犬は、一日のうちでごはんの時間が大好きなので、ごはんがでてくると狂喜乱舞して飛び跳ねてしまいますよね。
また、ごはんだけでなく、もちろんおやつも大好きです。おやつをもらえることがうれしすぎて、おやつのためならなんでもいうことを聞こうという行動も見られます。このような性質を利用して犬のしつけを行うとスムーズに覚えてもらうことができますので、しつけに苦労している場合はぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
今回は、犬が幸せを感じる3つの瞬間をご紹介しましたが、それぞれの家庭や犬の個性でまた違うこともあるでしょう。
愛犬の表情や仕草をよく観察し、犬たちの「うれしいな、たのしいな」と思っている瞬間を大切にしてあげてくださいね。