犬の機嫌が悪くなる『人の行動』とは?からかいすぎないように注意して!

犬の機嫌が悪くなる『人の行動』とは?からかいすぎないように注意して!

可愛い愛犬をついからかってしまう人はご注意を!不機嫌になるだけでなく、大きなストレスにもなりかねません。この記事では、犬の機嫌が悪くなる人の行動についてまとめました。

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犬の不機嫌な態度とは?

あくびをする犬

犬も人間のように嫌なことがあると機嫌が悪くなります。でも犬は言葉を話せないので「やめて欲しい」とは言えないですよね。その代わりに、次のようなストレスサインで心の動きを知ることができます。

  • あくびをする
  • まばたきをする
  • 相手から顔や体をそむける
  • 視線をそむける
  • 舌なめずりをする
  • 体をかく
  • 排尿をする
  • 相手に低い姿勢をとる
  • 地面のにおいをかぐ
  • 体をブルブルと震わせる

意外に思う方もいるかもしれませんが、犬はストレスがある時にもあくびやまばたきをします。どのしぐさも犬のよくある行動なので、ぱっと見ではわかりにくいかもしれません。

いつもより回数が多く、執拗に同じ行動ばかりしてしまう場合は、犬が目の前のことにストレスを強く感じ、そこから離れたいと思っている可能性があります。

犬の機嫌が悪くなる人の行動

ごはんの前でお座りをしている犬

犬と遊んでいたつもりが、「あれ?嫌だったの?」と不思議に思うほど不機嫌になることってありますよね。犬によって遊びの好みが違うので、知らぬうちにストレスを与えてしまうことがあります。

犬を飼う人としては、自分の行動で愛犬の心を振り回したくはないですよね。ここでは、そんな犬の機嫌を悪くさせてしまう「人の行動」をご紹介します。日頃ご自身でやってしまっている行動がないか、ぜひチェックしてください。

ご飯をあげるフリをする

犬にとって食事の時間はこれ以上ない喜びのひとときです。ご飯の合図で嬉しそうに駆け寄ってくる愛犬の姿は、何とも言えないほど可愛いですよね。

だからといって、「ご飯だよ!」と嘘をつくのはよくありません。大好きなご飯が食べられると思ったのに、犬は心底ガッカリします。

人間の食べ物を欲しがる場合にも、曖昧な態度を取ると犬はストレスを溜めてしまい、攻撃的な態度に変わる可能性が出てきます。最初からスルーをして犬に触れないことが1番です。家族全員が同じ態度を取るようにしてください。

ご飯を手に持っているのに、長時間待たせる行為も犬に不信感を与えてかねません。犬との信頼関係を崩しかねないので、ご飯やおやつを使ってからかうのはやめましょう。

ボールを投げるフリをしてからかう

ボールの前にいる犬

「いくよー」とボールを投げるフリをしてからかうと、犬はその度に反応をしますよね。投げたと思われる方向に向かって走る犬もいれば、あたりをキョロキョロ見回してしまう犬もいるでしょう。

そんな犬の行動を見るのは面白いかもしれませんが、度が過ぎてしまうと飼い主さんのいうことを効かなくなってしまいます。しつけトレーニングにおいてはマイナスでしかありません。

散歩に連れて行かない

「今日は天気が悪いから」「疲れているから」と、犬の散歩を後回しにしてしまう飼い主さんはご注意を。毎日続けるのは確かに大変ですが、犬にとって散歩は楽しみの1つであり、ストレス解消につながる大切な習慣です。

犬はストレスが溜まると、吠えたり噛んだりと問題行動を起こすことがあります。お散歩は健康維持にもつながるので、ぜひ続けてください。外に出られない日は家の中で体を動かす遊びを行って、愛犬とのコミュニケーションを取りましょう。

無理やり遊びに誘う・歩かせる

散歩を嫌がる犬

元気なイメージが強い犬ですが、いつでも遊びたい訳ではありません。犬も疲れたら休みたいし、眠い日は横になっていたいものです。

もし犬が不機嫌そうな態度を取ったら、今は遊びたくない気分なのでしょう。そこを無理やり付き合わせてしまうと、犬はストレスを感じてしまいます。

お散歩を早く済ませたいからと犬を急がせたり、リードを引っ張って歩かせるのもよくありません。適度なスピードで進みましょう。犬が歩くスピードが落ちたと感じる場合は、老化や病気やケガなどの原因がないか観察してください。

突然驚かす

「ワッ!」と犬を驚かすと、普段見られないびっくりした顔を見せるのでちょっと面白いかもしれません。ですが、何度も驚かすような行為を行えば犬からの信頼を失うでしょう。

からかいすぎると飼い主さんの行動を疑うように見たり、常にビクビクした態度を取るようになります。小さな子供がいるご家庭であれば、おもちゃや騒音など犬が驚く音に配慮をしてあげてください。

まとめ

リードの前で不機嫌そうな犬

からかわれたり、驚かされたりすることは、人間同様犬も嫌いです。愛犬の可愛い反応を見たいからといって、あまりに度が過ぎたイタズラを繰り返すのはやめてあげましょう。

犬が喜ぶ遊びやお散歩を通じて、コミュニケーションを深めてくださいね!

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