犬のおちゃめな行動と注意点
1.おもちゃを口にくわえて飼い主を遊びに誘う
愛犬がおもちゃを口にくわえて「遊んでほしいな♡」と誘う仕草は、おちゃめで可愛い行動ですよね。
しかし、今は遊んであげられないんだ…という時があると思います。そんな時は、持ってきたおもちゃを受け取ってあげてください。そして、「後で一緒に遊ぼうね♡」と声をかけてあげてください。
いくらでも何度でもおもちゃを口にくわえて持ってくることもありますが、その度に受けって、愛犬には返さないでください。そして、絶対に無視はしないでください。
飼い主を遊びに誘おうと思って持って行ったおもちゃを受け取ってもらえなかった時、犬は落ち込んでしまうことがあります。遊んであげることができなくても受け取ってはほしいのです。
無理されてしまった時は拗ねてしまうことがあります。機嫌を悪くしてしまうことがあります。この時の注意点は、拗ねて機嫌を悪くした愛犬がおもちゃを破壊したり、誤飲したりしてしまうかもしれないということです。
その行為が実は飼い主の気を惹くための行為であるかもしれない、ということが最も恐ろしいのではないでしょうか。
2.飼い主の声に何度も首をかしげる
愛犬に話しかけた時、自分の声に何度も首をかしげる仕草は、おちゃめで可愛い行動ですよね。
何を心配しなければならないか、何を注意しなければならないか、全く見当がつかないという方もいらっしゃるかもしれません。
犬が首をかしげる仕草をする理由には様々な意見がありますが、「よく聞き取ろうとしている」「その意味を理解しようとしている」という考えがあります。つまり、かけられた言葉の意味や飼い主の感情をよく聞き取って理解しようとしている時に犬は首をかしげるのです。
ということは、飼い主の声に何度も首をかしげる仕草をしているその時、犬はまだよく理解できていないということです。意思疎通ができていない可能性があります。愛犬に分かるように声をかけたつもりが、犬はまだ理解できていないかもしれないのです。
3.突進してくる
愛犬が自分に向かって突進してきたことありませんか？活発でやんちゃな性格の犬を持つ飼い主がよく経験することなのではないかと思います。
遊んでほしい時、飼い主の反応が面白くて突進してくることがあります。飼い主に不満をぶつけたくて突進してくることがあります。嬉しさの余り興奮して突進してくることがあります。
飼い主にとってはおちゃめで可愛い行動かもしれませんが、お互いが怪我をしてしまわないように注意してほしいです。嬉しくてテンションが上がりすぎてしまった時、他の犬や他人に対しても突進してしまうことがあります。
突進してくる犬への対応を知らない人、子供や高齢者、愛犬よりも体の小さな犬が相手である場合には十分に注意してください。突進させないよう対応してください。
4.おしりをくっつけて座る
飼い主の体に犬がおしりをくっつけて座ることがあります。飼い主にとってもおちゃめで可愛い行動ですが、他人にとっては驚きつつもキュン♡としてしまう犬のおちゃめな姿ですよね。
気になるのは、その行動の意味です。「飼い主に甘えたい」「（あなたのことが）好きだと伝えたい」「隣に座ると心地いい」などがその行動の意味であればよいと思います。
しかし、不安や恐怖を感じ、そのストレスから逃れるために人の体におしりをくっつけて座るのであれば注意して見てあげなければなりません。他人におしりをくっつけて座るようであれば、それくらい強くストレスを感じているということかもしれません。
まとめ
犬のおちゃめな行動と注意点を4つ解説しました。
- おもちゃを口にくわえて飼い主を遊びに誘う
- 飼い主の声に何度も首をかしげる
- 突進してくる
- おしりをくっつけて座る
犬のおちゃめな行動は、ただただ可愛いばかりではありません。時には注意して見守らなければならないこともあります。
愛犬のおちゃめな行動を目にした際、その可愛らしさにただ心を奪われてしまうだけでなく、気を付けるべきポイントもあることを思い出してくださいね。
