「あるある」がいっぱい。犬とおやつについてのアメリカでのアンケート

「あるある」がいっぱい。犬とおやつについてのアメリカでのアンケート

アメリカで実施された、愛犬とおやつについてのアンケート調査の結果が報告されました。国が違っても犬とおやつの「あるある」は変わらないようです。

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ペット用おやつの会社が行ったアンケート調査

犬用クッキーをもらっているフレンチブルドッグ

アメリカの食品会社ペット・クリフが犬の飼い主2,000人を対象に行ったアンケート調査の結果を発表し、多くの人が「やっぱり〜」とうなずいています。ペット・クリフはスイートポテトのジャーキーなど植物ベースのペット用おやつを製造販売している会社です。

アンケート調査のテーマは「愛犬とおやつ」日本の飼い主さんにとっても身近な話題で、寄せられた回答も「どこも同じなのね」と思わせるものがたくさんありました。

犬たちのトリーツへの熱意

おやつを前にしてハイタッチの練習をする犬

愛犬におやつを与える回数では21%が「少なくとも1日に1回」18%が「1日に複数回」と答えています。おやつを与える理由で最も多かったのは「トレーニングの際などのご褒美」で40%でした。

また、4人中3人の回答者が「トリーツなしでは愛犬のトレーニングができなかった」と答えています。トリーツをつかった報酬ベースのトレーニングは多くのトレーナーや動物行動学者が推奨している方法ですので、これは良いことですね。

犬が覚えているキューやコマンドは平均5つでした。また回答者が答えた犬のボキャブラリーのうち約20%は食べ物に関連する言葉でした。

回答者の67%が「うちの犬は食べ物に対してとても意欲的だ」と答えています。

それを証明するかのように、57%の回答者が愛犬について「トリーツやクッキーという言葉を聞くと駆け寄って来る」47%が「おやつの袋を開ける音を聞いただけで走って来る」と答えています。その一方で「名前を呼ぶと必ず来る」と答えた人は37%にとどまりました。

おやつの袋を開けた時のガサッという音だけで飛んでくるのに、名前を呼んでも知らんふりをする愛犬の様子は多くの方が覚えがあるのではないでしょうか。

愛犬へのトリーツは自分自身の癒しでもある

トリーツをもらっているポメラニアン

犬たちがおやつに見せる熱意や意欲に対して、飼い主さんたちは「うちの犬ときたら、まったくもう」と言いながらもニコニコ嬉しそうな様子が伝わる回答もたくさん寄せられました。

64%の人が「嫌なことがあった日は気分を上げるために犬を頼りにしている」と回答しています。その方法のひとつが、愛犬におやつを与えることという場合も少なくないようです。

32%の人が「自分自身を元気づけるために愛犬におやつを与える」と回答し、62%の人が「愛犬におやつを与えることは、むしろ犬よりも自分自身へのご褒美である」と答えています。愛犬が喜ぶ顔はどんなことにも勝るご褒美ですものね。

しかし言うまでもなく、ここには愛犬の肥満という大きなリスクが潜んでいます。

回答者の多くが「1日の摂取カロリーのうち、おやつが占める割合は27%くらいまでは大丈夫」と考えているという結果が出たのですが、これは大きな間違いで実際にはおやつが占める割合は1日の摂取カロリーの10%以内でなくてはいけません。

また愛犬のためのおやつを選ぶ理由で重視されたものは、原材料が愛犬の好物であることが41%、栄養価34%、ブランドの信頼性33%、原材料のサステナビリティ33%などがありました。

まとめ

おやつを熱心に見るチワワ

アメリカのペット用おやつを製造販売している食品会社が犬の飼い主を対象に実施した、おやつにまつわるアンケート調査の結果をご紹介しました。軽い内容のアンケート調査なのですが、愛犬におやつを与えることは自分自身へのご褒美でもあるという言葉は胸に響きました。

おやつを与えすぎて愛犬の健康を損なわないよう十分に注意をしながら、犬も自分自身も幸せを感じられるポイントを見つけていきたいですね。

《参考URL》
https://studyfinds.org/dogs-respond-to-their-name-treat/

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