犬がしていたら危険な『ご飯の食べ方』3つ!NGな理由とやるべき対策

犬がしていたら危険な『ご飯の食べ方』3つ!NGな理由とやるべき対策

犬にご飯を与える時、犬のご飯の食べ方を気にして観察していますか。ご飯の食べ方によっては、窒息やヘルニアなどの症状を引き起こす危険性があります。今回は犬がしていたら危険なご飯の食べ方とその理由を解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬がしていたら危険な『ご飯の食べ方』3つ

食器からご飯を食べる犬

皆さんの愛犬はドッグフードを入れた食器を差し出されると、どのように食べていますか。犬によっては体に負担のかかる食べ方をしていることもあるので、注意が必要です。ここでは犬がしていたら危険なご飯の食べ方をいくつか紹介します。

1.床に置かれたお皿から食べる

愛犬が使っている食器は専用の台などの上に置いていますか、それとも床に直接置いていますか。もしも床に直接お皿を置いている場合は要注意です。

食器を床に直置きし床に顔を近づけるような体勢で食べ続けていると、首や背中に大きな負担がかかります。特に大型犬やシニア犬は体に負荷がかかりやすいので気をつけましょう。

そのままにしていると、将来的に体全体を動かしにくくなり、自力で歩くことも困難になってしまう恐れがあります。特に大型犬やシニア犬は体に負荷がかかりやすいので気をつけましょう。

2.一度に多くのご飯を早食いする

ドッグフード

犬は本能的に、出された食べ物を急いで平らげようとする習性があります。これは野生動物として生きていた頃、他の動物にようやく手に入れた食糧を横取りされないように、という考えの名残だと言われています。

そのため、飼い主がご飯を差し出すと勢いよく食べてしまう犬は多くいます。しかし、早食いは犬にとっても体に負担のかかる行為です。

一度に大量のドッグフードを早食いしていると、量が多ければ多いほど負担がかかりやすくなります。一度に与えている量が多い場合は、複数回に分けたり早食いしないよう対策を練ったりしましょう。

3.散歩する前にご飯を食べる

皆さんはご飯をどのタイミングで与えていますか。「これから散歩に行くから、その前に体力をつけさせよう」と散歩前にご飯を与えている場合は、今すぐにやめてください。

散歩する前にご飯を食べてしまうと、運動することで振り子のように揺れてしまうことがあります。その結果、胃が捻じれてしまい胃の中でガスが発生し胃が膨張してしまいます。このような状態になる病気を胃捻転や胃拡張と言い、命に関わる症状を引き起こします。

犬の中でも大型犬は胃捻転や胃拡張を引き起こしやすいと言われています。しかし、小型犬や中型犬でも症状を引き起こすケースはあるため、散歩前1時間〜1時間半はご飯を与えることは控えてください。

愛犬が安全にご飯を食べるためにやるべき対策は?

犬用ダイニングテーブル

愛犬が少しでも安全にご飯を食べるため、やるべき対策は以下の通りです。

  • 必ず愛犬の体格に合った高さの食器台を使う
  • 散歩前1〜2時間はご飯を与えない
  • 早食い防止用の食器を用意する
  • 早食いしても問題ない量を複数回に分けて与える

まず、愛犬が体に負担をかけずに食べられるような食器台を用意しましょう。高すぎても低すぎても負担がかかるので、愛犬の頭の高さに合ったサイズを選んでください。

そして胃捻転や胃拡張を引き起こさないために、散歩前1〜2時間はご飯を与えないでください。その時間帯よりも前に与えるか、散歩から帰ってきて30分〜1時間後に与えるようにしましょう。

最近では早食いを防止するための食器やグッズも販売されています。また、1回の食事を複数回に分けて与えることで、早食いをしてしまっても窒息しないよう対策する方法もおすすめです。

他にもこんな与え方に気をつけよう!

手からドッグフードをもらう犬

犬がしていたら危険なご飯の食べ方を紹介しましたが、他にも犬にご飯を与える際に気をつけたい点はいくつかあります。

  • 犬が欲しがるだけ与えようとしない
  • 食べないからとご飯を出しっぱなしにしない
  • 食べないからとご飯の代わりにおやつを与えない
  • ご飯を食べている最中にちょっかいを出さない
  • ご飯の前に必要以上に長く「待て」をさせない

このような点に気をつけて、飼い主が積極的に愛犬の健康や食事の快適さを守リましょう。

まとめ

ドッグフードを待つ犬

いかがでしたか。犬はつい早食いをしてしまったり、もらった分だけ食べてしまったりしがちです。しかし、愛犬の健康を守れるのは飼い主だけ!今回紹介した食べ方には十分気をつけて、愛犬の体に負担のかからない食べさせ方を実践しましょう。

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