犬を幸せにできるのは飼い主さんだけ
犬を飼うということは、犬の一生を預かるということです。
犬が幸せになるかどうかは、飼い主さん次第。どんな飼い主に飼われるかで、その犬がどんな一生を過ごすかが決まります。犬を飼っている人の多くは、「愛犬には幸せになって欲しい」と思っていることでしょう。
では、具体的にどんなことをすれば、犬を幸せにすることができるのでしょうか?今回は、犬を幸せにする方法をご紹介します。
犬を幸せにする方法
1.犬の習性を理解する
犬を幸せにするために、最初にすべきなのは「犬の習性を理解する」ことです。
犬は何を食べ、どこで眠り、どんなことをしてストレスを発散するのか、飼い主ならば知っておかなくてはいけません。人間の感覚と、犬の感覚には違いがあります。
たとえば、犬を狭いケージでお留守番させるのは、人間からすると可哀想に感じるかもしれません。しかし、犬は狭い場所にいると落ち着く習性があります。犬にとっては、むしろ適度に狭く、暗いケージの中が安心できるのです。
犬の習性を知っていれば、犬の気持ちを理解し、適切で快適な飼い方をすることができます。
2.健康管理をする
犬が幸せに暮らすためには、「健康管理」はとても重要です。
もちろん、病気の犬が不幸せだ!ということではありません。しかし、健康的であることを目指し、必要な治療を受けさせることは大切です。適切な食事、運動、ストレスをためない生活は、犬の健康に大きく影響します。
「欲しがるから」と人間の食べ物を与えたり、面倒がって散歩に行かない飼い主に飼われている犬は、病気になるリスクが高くなるでしょう。
犬の体調不良に気づくためには、日頃から愛犬を観察しておく必要もあります。いつもと様子が違うと気づくことができれば、早めに獣医に相談することが可能です。
犬は、人間のように自分で健康管理をすることができません。愛犬の健康を守るのは、飼い主の役目なのです。
3.正しいしつけをする
「犬に正しいしつけをする」ことも、犬を幸せにするためには必要不可欠です。
人間と暮らすルールを学ばせ、社会化の訓練をしておけば、犬はストレスが少なく生活できます。また、拾い食いや盗み食いをしない、リードを引っ張らないなどのしつけは、犬の命を守ることに繋がります。
可愛くてつい甘やかしてしまうかもしれませんが、しつけは愛犬のためでもあります。しつけをしっかりすれば、愛犬との信頼関係も深まるので、しっかり取り組みましょう。
4.コミュニケーションをたくさんとる
「飼い主とコミュニケーションをたくさん取っている」犬は、幸せ度が高いでしょう。
犬は、飼い主とコミュニケーションを取るのが大好きな動物です。話しかけたり、スキンシップしたり、一緒に遊んであげると犬はとても喜びます。
コミュニケーションを取れば、犬も飼い主も幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されるそうです。お互いに幸せになれるなんて、とても素敵ですよね。
ただし、かまいすぎは犬のストレスになってしまうので、犬の様子を見ながら触れ合うよう注意しましょう。
まとめ
『犬を幸せにする方法4選』をご紹介しました。
ご紹介したのは、飼い主なら当然やっている「基本中の基本」のことばかりかもしれません。しかし、この基本こそ、とても大切なことです。
「飼い方は調べたけど、犬の習性を勉強したことがない。」「つい甘やかしてしまい、しつけがしっかり出来ていない。」そんな飼い主さんも、実はけっこう多いのではないでしょうか?
愛犬を幸せにするためには、犬を知り、しっかり向き合うことが大切です。そしてたくさん、コミュニケーションを取ってください。
大切な愛犬を幸せにできるのは、飼い主だけです。愛犬のために行動していきましょう!