抜け毛が多い犬種
犬の種類によって抜け毛が多い犬と毛が抜けにくい犬がいます。今ご自宅で飼育されている犬の抜け毛の量はいかがでしょうか?
ここではとくに抜け毛が多い犬種をあげてみました。
- チワワ
- ダックスフンド
- ポメラニアン
- シベリアンハスキー
- 柴犬
シングルコートではなくダブルコート、なおかつ換毛期のある犬が「抜け毛の多い犬」と呼ばれています。換毛期を迎えた犬は、抜け始めるとキリがないほど大量に抜け落ちてしまいます。
柴犬も、大量の抜け毛が出る犬種です。寒い冬を乗り越えるための被毛ですが、夏の換毛期には体型が変わるほど抜けてしまいます。
抜け毛が多い犬を飼うときの注意点とは
犬を飼う上で抜け毛が出るのは当然のことかもしれません。しかし、犬の抜け毛への対策を行わないと、犬や飼い主さん自身に健康被害が起こる恐れが出てきます。
とくに抜け毛が多い犬の飼い主さんは、日頃から注意した方がいいでしょう。ここでは、抜け毛の多い犬を飼うときの注意点を4つのポイントごとにまとめました。
1.抜け毛をダニの温床にしない
気づくとお部屋の隅っこやカーペットにたまっていく犬の抜け毛・・・そのまま放置してしまうとダニの温床になってしまいます。フワフワ飛んでいく犬の抜け毛への対策はとても大変ですが、ハウスダストの原因を作らないよう注意したいですね。
2.アレルギー症状に注意する
前項の続きですが、犬の抜け毛がハウスダストの原因になるとアレルギーを発症しかねません。これは犬ばかりではなく、人間も喘息や咳やくしゃみなどのアレルギー症状が出る恐れがあるので十分注意してください。
3.犬の皮膚炎に注意する
換毛期が始まると、犬の体表には抜け毛が積み重なっていきます。そのまま放置してしまうと通気性が悪くなり、換毛期に入る梅雨時期はジメジメした湿気によって雑菌が増えやすいです。
犬が皮膚炎を起こすと、痒み、ベタつきや赤みやフケが出るなどの症状が出てきます。皮膚炎を発症することでより抜け毛が進行してしまい、悪化すると脱毛してしまうことがあるので早めに対策を取らなければなりません。
犬の抜け毛対策
犬はブルブル体を震わせて抜け毛を落とす以外には、自ら対策ができません。だからこそ、人間の手で抜け毛への対処を行う必要があります。生活環境の抜け毛対策を日常的に行うことで、犬や人間への健康障害を防げます。
ここでは、手軽にできる犬の抜け毛対策をまとめました。
- ブラッシング
- シャンプー
- トリミング
- コロコロクリーナー
- 亀の子たわし
- 洋服を着せる
犬の抜け毛対策は毎日のブラッシングが1番です。抜け毛を取り除くだけでなく、ブラッシングには被毛の美しさを保ち、皮膚の新陳代謝を促す効果があります。
シャンプーの頻度は月に1〜2度くらいで十分ではありますが、換毛期は10日に1度に増やしてもいいでしょう。洗いすぎに注意しつつ清潔を保つことを心がけてください。
犬のお手入れがご家庭では難しい場合は、トリミングサロンを利用してみましょう。そして、お部屋の抜け毛はコロコロクリーナーでこまめに対策を。カーペットの抜け毛は、昔ながらの亀の子たわしで軽く撫でると簡単にあつめることができます。
犬に洋服を着せてしまうのもひとつの手段です。夏でも着心地のいい犬用の洋服があるのでぜひ探してみてください。
まとめ
犬の抜け毛はこまめなお手入れによってかなり改善できます。生活環境の抜け毛対策を万全に行い、犬と飼い主さん自身のの健康を守ってください。
毎日のことなので大変ですが、犬の綺麗な被毛のためにもぜひ継続していきましょう。