対処法も解説！犬が新しいベッドを使ってくれない理由5つ
「愛犬に新しいベッドを買ってあげたのに、なぜか使ってくれない」という飼い主さんの悩ましげな声を多く聞きます。なぜ新しいベッドを使ってくれない犬が大勢いるのでしょうか。
今回は犬が新しいベッドを使ってくれない理由と、それぞれの心理に適した対処法を解説します。意外な盲点がベッドを使ってくれない理由になっていることもありますよ！
1.知らない臭いに警戒心が高まっている
犬は臭いに敏感です。新しいベッドには、ベッドが置かれていたお店や倉庫の匂いが染みついていることがあり、犬はその知らない臭いに警戒してベッドを使わないことが多くあります。
また、今まで使っていたベッドには自分の臭いが強く染みついていたのに、新しいベッドには自分の臭いが全くなくなっているという異変にも敏感に反応している可能性があるでしょう。
この場合は、犬自身の臭いがついたブランケットをベッドに置いてあげたり、お気に入りのぬいぐるみを置いてあげるなどして、安心できる場所であることを認識させてあげましょう。
2.使われている素材が気に入らない
今まで使い慣れていたベッドとは違う寝心地のベッドや、ふわふわだったベッドから少し硬めの素材を使ったベッドに買い替えたりしたときなど、新しいベッドの素材が気に入らないという理由で使ってくれない犬もいます。
「そんなわがまま言わないで！」と思う飼い主さんもいるかもしれませんが、犬にとって寝床の快適さはとても重要です。
どうしても素材が気に入らない、一度座ったけれどベッドから出ていってしまう場合は、元のベッドに似た素材のベッドに交換してあげましょう。
3.サイズが合っていないため落ち着かない
ベッドのサイズが愛犬に合っていないと、落ち着いて眠れない寝心地が悪いなどの理由から使ってくれないことが多くあります。
小さいベッドだと窮屈に感じますし、大きすぎるベッドは安心して眠れなかったり、落ち着いて眠れないといった理由から犬が避けてしまう原因となります。
愛犬が軽く丸まった姿勢よりも少し余裕のあるサイズや、余裕を持って寝返りを打てるサイズのベッドを用意してあげると、犬も快適に休むことができるでしょう。
4.いつもベッドに置かれていたものがない
前のベッドを使っていた時に、毎回絶対にベッドに置かれていたブランケットやぬいぐるみはありませんでしたか。いつもベッドに置かれていたものがないだけでも、犬は不安になってしまうことがあります。
新しいベッドに買い替えた時は、いつも以上に普段と同じ状況を再現してあげることが重要です。「今まで通り、ここは安心だよ」と教えてあげるためにも、今まで使っていたブランケットなどをベッドに置いておいてあげましょう。
5.ベッドが置かれた場所がいつもと違う
ベッドを置く環境も犬にとっては重要なポイントとなります。新しいベッドを今までとは違った場所に設置した場合、「いつもと違う」「なんだかここは騒がしい」など、ベッドではなく休む環境の違いに戸惑ってしまうことがあるのです。
こうした理由からベッドの配置場所を変えてしまうと、新しいベッド古いベッドに限らず、ベッドを使わなくなってしまう犬は大勢います。
なるべくベッドは今まで通り同じ場所に設置して、安心して眠れるように配慮してあげてください。また、騒がしい場所や飼い主の姿が見えにくい場所は避けて設置場所を選んであげましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が新しいベッドを使ってくれない場合、今までとは違った状況に戸惑っていたり、サイズ感があっていなかったりすることが多いです。それぞれの原因に合った対処法で解決してあげましょう。
