犬を寝かせてはダメな場所とは
みなさんは愛犬をどんな場所で寝かせていますか?
今回は「犬を寝かせてはいけない『ダメな場所』4選をご紹介します。もし当てはまる場所で愛犬を寝かせている場合は、できるだけ早く改善してあげてくださいね。
1.人の出入りが激しい場所
犬の寝床は、人の出入りが激しい場所には置かないようにしましょう。
ドアの横や、通り道などに寝床があると、犬は落ち着いて寝ることができません。神経質な犬であれば、大きなストレスになってしまうでしょう。
犬の寝床は、人があまり近くを歩かない、部屋の奥などに設置すると良いですよ。
2.騒がしい場所
テレビの横や、スピーカーの横など、騒がしい場所で犬を寝かせるのはやめましょう。人間でも、テレビの横で寝ろと言われても、うるさくて寝られませんよね。人間よりもはるかに優れた聴覚を持つ犬であれば、尚更です。犬の寝床は、できるだけ静かな場所に置いてあげましょう。
部屋のスペースの関係で、テレビの横にしか寝床を置けない場合は、防音シートなどを設置する。もしくは、犬が寝ている時は音量を小さくするなどで対策してください。
3.エアコンの風が直接当たる場所
犬を寝かせている部屋では、エアコンの風向きに注意しましょう。
エアコンの風が犬の寝床に直接当たると、犬の健康に影響を及ぼします。寝ている間に体が冷えて下痢をしたり、風邪をひいたりする可能性があるのです。
エアコンをつける時は、犬の寝床に直接風が当たっていないか確認しましょう。当たってしまう場合は、風向きを調整してください。
4.窓のそば
窓のそばに、犬の寝床を置くのはやめましょう。
窓の外からは、車の音、人の声、犬の鳴き声など、犬にとって多くの刺激が入ってきます。気にしない犬もいるかもしれませんが、ほとんどの犬にとって、窓のそばは落ち着く場所ではありません。
犬を寝かせるなら、窓から離れた場所がオススメです。もし窓のそばしか寝床を置く場所がないなら、カーテンを閉めっぱなしにするなど、対策が必要となります。
正しい寝床の作り方
ここからは、犬にとって正しい寝床の作り方をご紹介します。
寝床作りには、次のポイントを押さえましょう。
- 静か
- 適温
- 床が固くない
- 広すぎない
- 衛生的
寝床は、犬が落ち着ける、静かで適温かつ適度な狭さの場所が良いでしょう。
適度な狭さというのは、犬が姿勢を変えることができるくらいのスペースのことです。あまり広すぎると、犬は落ち着くことができません。
また、寝床には犬用ベッドやブランケットも必要です。固い床で犬を寝かせていると、床ずれしたり、関節を痛めたりと悪影響を及ぼします。犬はふかふかした物が大好きなので、寝床は柔らかさを意識してあげると良いですよ。
ただし、ブランケットや犬用ベッドは定期的に洗濯し、寝床は掃除してください。犬は自分の匂いがついていた方が安心するので、あまり神経質に洗う必要はありませんが、不衛生にはならないよう気を付けましょう。
快適に眠ることができるように、愛犬に合わせた寝床を作るようにしてください。
まとめ
犬にとって、寝床は「落ち着ける居場所」でもあります。
夜は飼い主のベッドで寝ているという犬にも、リビングに専用の寝床を作ってあげると良いでしょう。犬は1日の多くを寝て過ごしますし、自分だけの場所があるということで犬のストレスを軽減させることができます。
寝床を作る時には、この記事を参考に『寝かせてはいけない場所』を避けて作ってあげてくださいね!