愛犬が『捨てられてしまった』と感じる飼い主の行動3つ できる限りケアする方法は?

愛犬が『捨てられてしまった』と感じる飼い主の行動3つ できる限りケアする方法は?

飼育放棄や保護犬の問題はたびたび取り上げられますが、愛犬家のみなさんにとっては「わんこを捨てるなんて考えられない!」と思います。ですが実はあなたのその行動、愛犬に「捨てられてしまった!」と誤解を与えているかもしれません。

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1.帰宅時間がいつもより遅くなる

時計を見つめる犬

仕事や学校の都合で、日中は愛犬にひとりでお留守番してもらっているという家庭も多いかと思います。

そういった場合でも毎日の帰宅時間はおおむね決まっていますよね。わんこは時計を読むことはできませんが、いわゆる体内時計で家族の帰宅時間を認識しています。

そのため時間になると玄関に移動して家族の帰りを待ったりするわけですが、帰宅時間がいつもより遅くなってしまうと「いつもは帰ってくる時間なのに帰ってこない」と不安になったわんこは「もしかしたらこのまま帰ってこないのかも?」と勘違いしてしまう可能性があります。

普段から信頼関係の構築を

もちろん一番は「いつも早めに帰宅すること」ですが、仕事の都合や交通事情によって叶わない日もあるでしょう。

そんなときでも「飼い主さんは必ず帰ってくる」という確信がわんこにあれば、余計な心配をすることなく待てるものです。普段からコミュニケーションやスキンシップを多くとり、揺るがない信頼関係を築きましょう。

ただ甘えん坊な子や飼い主さんへの依存が強い子だと、それでも不安になってしまう場合があるので、そんなときは長持ちするおやつやおもちゃを与えて間を持たせる工夫をしたり、遅くなることがあらかじめわかっている場合は「今日は遅くなるよ」と一言声をかけるだけでも効果があったりするものです。

2.ペットホテルや知人の家に預ける

ペットホテル

旅行や冠婚葬祭などで、愛犬をやむをえずペットホテルや知人に預けなければならない場合がありますよね。

自宅ではない場所に預けられる、そして長時間あるいは一晩以上、場合によっては数日にわたって飼い主さんが迎えに来ないとなると、わんこが「捨てられてしまったのかも」と勘違いしてしまうのも仕方ありません。

ケージから出たがって激しく吠えつづけて消耗してしまったり、無理に家に帰ろうとして脱走してしまう恐れもあるので要注意です。

本番の前に慣らし期間を設ける

初めての場所に預けられるとわんこは極度に緊張してしまいます。あらかじめ預ける日が決まっている場合には、本番前の慣らしとして短時間のトライアルを行っておくことをオススメします。

「飼い主さんが迎えに来てくれた」という経験をすることがわんこにとっては最も大切です。一度その経験をしていれば「ここは飼い主さんは迎えに来てくれる場所だから大丈夫」と安心して待つことができます。

もし直近に預ける予定がなくても「もし預けるならここ」という場所が決まっていれば、一度は経験をさせておくといざというときのためにも良いかもしれませんね。

3.目の前で他の子を可愛がる

撫でられている犬

わんこと暮らしていると、自分の愛犬のみならず全てのわんこが可愛くて愛おしく思えてくるものです。ドッグランやドッグカフェに行ったとき、お散歩で他のわんこに会ったときなど、ついついよその子を愛でたくなってしまいますよね。

ですがやきもち焼きのわんこの場合、飼い主さんが目の前で自分以外の子を可愛がっていると「飼い主さんはあの子の方が可愛いんだ!自分は捨てられてしまったんだ!」と大げさにショックを受けてしまうことがあります。

平等に可愛がる

外でよその子を愛でるときには「片手でよその子、もう片手でうちの子を撫でる」くらいの感覚で平等に扱うことが大切です。

またよその子を撫でているときにも愛犬のようすをしっかり気にかけ、愛犬が寂しそうに見つめていたりショックを受けたりしているようすがあれば、すぐに愛犬のフォローに回りましょう。

また、帰宅後にはいつも以上にたくさんスキンシップをとって「あなたが一番だよ」ということをしっかり伝えてあげましょう。

まとめ

グレー背景悲しそうな犬

いかがでしたでしょうか?愛犬が一瞬でも「捨てられてしまった」と思い込んで傷ついていたかと思うと心が痛みますよね。もし心当たりがあったときには、できる限り早く誤解を解いてあげるとともに信頼関係に深刻な影響が出てしまう前に適切なケアを行うことが大切です。

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