犬が飼い主をバカにしている行動4つ
一般的に、犬は飼い主に対して、従順な態度を取る動物だといわれています。しかし、飼い主を信頼していない犬は、飼い主をバカにした仕草をする場合があるのです。
犬が飼い主をバカにすると、どんな行動を取るのでしょうか？4つご紹介しますので、あなたの愛犬にあてはまる仕草はないか、チェックしてみてください。
1.散歩のとき主導権を握る
飼い主と犬の、大切なコミュニケーションの時間である、お散歩。犬が飼い主を信頼していれば、歩くスピードを合わせて散歩することができるでしょう。
しかし、飼い主をバカにしている犬はそうはいきません。リードをひっぱり「こっちに行きたい！」「次はこっち！」と、自分の行きたい方へ突き進んでしまいます。飼い主が振り回されていても知らん顔です。
散歩の時に犬をコントロールできていないと、飼い主が転倒したり、犬が逃走してしまうリスクが高くなります。飼い主が主導権を握れるように、しっかりしつけをしておきましょう。
2.要求が通らないと攻撃的になる
犬は飼い主をバカにしていると、要求が通らない時に攻撃的になります。
自分がしたいことを飼い主に邪魔されると、犬は激しく唸り、ひどい時は咬みつくこともあるでしょう。唸ったり咬みつく行動は、早めに改善しなくてはいけません。
まず、犬がどうして攻撃的になっているのかを考えてみましょう。原因によって、対処の方法は異なります。なかなか改善しない場合は、プロの訓練士に相談してみてくださいね。
3.指示を無視する
飼い主をバカにしている犬は、飼い主から指示を出されても無視してしまうでしょう。飼い主と良好な関係が築けていれば、犬は名前を呼べば反応しますし、指示を出されれば従ってくれるはずです。
指示を無視するということは、飼い主と信頼関係ができておらず「指示を聞く必要はない」と犬が判断していることになります。
犬が指示に従ってくれない場合は、コミュニケーションの取り方を見直す必要があるでしょう。
4.マウンティングする
犬が飼い主の腕にしがみついて、腰を振るマウンティング。これも、犬が飼い主をバカにしている行動の一つです。マウンティングは、犬が相手よりも「強いんだぞ」という力の誇示をする行動で、飼い主に行うことは好ましくありません。
ただし、単純に嬉しくてテンションが上がってする場合や、ストレス発散のためにする場合もあります。どちらにせよ、人前でマウンティングされると恥ずかしいですし、飼い主としてはやめて欲しいですよね。
犬がマウンティングしてくる時は強く叱るのではなく、無視したり、きっぱり「ダメ」と注意したりしましょう。そのうえで、なぜ犬がマウンティングしてくるのか考え、関係性の見直しが必要な時は対処してください。
犬にバカにされる飼い主の特徴
犬にバカにされてしまう飼い主さんには、次のような特徴があります。
- いつも落ち着かず焦っている
- 犬を正しく叱れない
- 犬に遠慮しすぎる
- しつけを統一していない
犬にバカにされないためには、犬に信頼される必要があります。いつも落ち着かず、焦って行動している人は、犬からすると頼りなく感じるでしょう。
また、犬を叱るときに高い声で騒いだり、犬に遠慮してしまう人は、犬にバカにされやすい傾向にあります。
気分でしつけをコロコロと変えたりするのも、犬が混乱してしまい、信頼度を下げてしまいます。犬に接するときには、頼られる飼い主になるよう努めることが大切です。
まとめ
犬が飼い主をバカにしている時の4つの行動を解説しました。あなたの愛犬に、あてはまる行動はありましたか？
愛犬にバカにされているとなると、飼い主さんはショックを受けるかもしれません。
しかし、犬との関係性は、改善することができます。犬への接し方を見直し、犬に頼られる飼い主になれるよう頑張りましょう！
