犬の飼い主が周りに配慮すべきこと
1.リードを持つ時の長さ
犬の飼い主が周りに配慮すべきことは、リードを持つ時の長さです。
お散歩中に人や犬とすれ違う時、人混みの中を歩く時、犬同伴OKのお店に入る時など、周りに配慮してリードを短く持つべきです。
とくに犬同伴OKのお店に入る時は、抱っこしたり、キャリーバッグやクレートに入れたりなど、犬が苦手・犬が嫌いという人への配慮が欠かせません。
2.犬が苦手・嫌いという人を受け入れること
犬の飼い主が周りに配慮すべきことは、犬が苦手・嫌いという人を受け入れることです。
犬の飼い主にとって、「犬が苦手で嫌い」という気持ちを理解することは難しいと思います。ですが、受け入れることはできます。
- 動物のニオイが苦手
- 抜け毛がつくから嫌い
- 吠えるから怖い
- 咬みつくかもしれない
犬を苦手で嫌いな理由は様々ですが、その気持ちを受け入れ、配慮するようにしましょう。
3.清潔にしておくこと
犬の飼い主が周りに配慮すべきことは、愛犬の体を清潔にしておくことです。
愛犬を連れてお出かけする時は、前日までにシャンプーを済ませておくとよいと思います。シャンプーまではできなくても、体や手足や汚れやすいお尻周りを拭いておくだけでも違うと思います。
そして、ブラッシングも欠かせません。抜け毛やフケを取り除くことができます。
緊急時を除きますが、動物病院へ行く時も同じですよね。獣医さんだから気にしないだろう…という考えはよくありません。待合室にいる他の飼い主や犬への配慮でもあると思います。
4.感染症の予防医療を受けておくこと
犬の飼い主が周りに配慮すべきことは、感染症の予防医療を受けておくことです。
狂犬病の予防注射は法律で定められた飼い主の義務です。犬同士でも感染しますし、人へも感染します。年に1回、必ず予防注射を受けてください。混合ワクチンの接種は任意です。しかし、愛犬の健康と命を守るために必要不可欠な予防医療です。犬同士では唾液や排泄物を介して感染することがあります。
ノミの寄生予防や駆除も大切な予防医療です。愛犬のノミが寄生していた場合、近くにいる犬や猫へも飛び移って寄生します。トリミングサロンやドッグランでは予防医療を受けたことを証明できなければ利用できないことがあります。
狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種が済んでいない場合、動物病院でも診察や入院やお預かりを拒否されてしまうことがあるかもしれません。周りへの配慮としてはもちろん、愛犬の安全と健康と命を守るためにも欠かすことのできないものです。
5.吠えることへのしつけをすること
犬の飼い主が周りに配慮すべきことは、吠えることへのしつけをすることです。
犬は吠える動物です。それは、人が言葉を使って会話することと同じくらい自然なことです。人はよく無駄吠えだと言いますが、犬にとって吠えることに無駄なんてものはありません。
ただ、やはり他人には(うるさいな)とか(怖いな)と感じられてしまうものです。
人前に出なければならない場面では、「要求吠え」はさせないようにしつけておくとよいと思います。例えば、犬同伴OKの飲食店に入った時、食べ物を欲しがって吠えることがないようにしておくなどです。
まとめ
犬の飼い主が周りに配慮すべきことを5つ解説しました。
- リードを持つ時の長さ
- 犬が苦手嫌いという人を受け入れること
- 清潔にしておくこと
- 感染症の予防医療を受けておくこと
- 吠えることへのしつけをすること
私たちは犬が大好きですし、犬との暮らしが当たり前すぎて、周りへの配慮に欠けてしまうことがあります。同じ犬好きでも、自分は平気かもしれませんが、他人は平気ではないこともあります。
飼い主の他人への配慮は、他人の愛犬への見方や態度も変えることがあるのではないでしょうか。